運命という絆で２序章ーモンド編ー【原神】【男主】 (ページ1)

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騎士団本部から出て数歩ほど歩くとパイモンがある事を聞く

「さっき…言わなかったことがあるよな。」

「あの時、オイラたちが見たのは、龍と結晶の他に…」

森で見つけた風魔龍と一緒にいたの緑色の少年を思い浮かべると

蛍は「彼が悪い人には見えない」と答えるとパイモンは少々怒った様子で「緑のやろー」と呟くと

少し遠いところで走り去る緑の服を身に纏った少年を目にすると

「――――下にいるあの人と同じくらい…」

『いや、本人。』

「本人だと思う…。」

「なに―――！？」

「急いで追うぞ！」と急かしながら急いで階段を駆け下りて行き

少年の後を追うけれど、モンド城付近でその姿を見失ったのだが

「元素視覚で手掛かりを探そう。」

パイモンに提案され元素視覚を発動すると、黄緑色の足跡が見えた

その足跡を追い、走り続けているとふと立ち止まる

足跡が壁際に途絶えていたのだ

「足跡が壁際で途絶えているな…ここから上に登ったのか？」

『登った方が走って追うより効率が良いな。』

「追おう！」

壁に登り、次に階段に向かって走り階段をどんどん登っていき

モンドに初めて来た時、案内してくれたアンバーが「風の翼」をくれた広場に着くと、

少年の周りに人だかりが出来ていて、いつの間にか手にしていたライア―を引きながら彼は詠い始めた。