余命1年の俺の彼女。【おそ松さん】

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夏は苦手





暑いのが、苦手









桜も散って青々とした木々が街を明るくする






服装は軽くなり肌が多く出るようになる





そんな季節









貴｢まだ初夏なのに暑いね｣



ト｢うん、今年の夏は暑くなるらしいよ｣







この国は年々暑くなっている気がするなあ









まだ春も終わったばかりなのに

もう夏服出さなきゃかなあ









部屋でゴロゴロ寝ころぶおそ松を一瞥する









いつまでもゴロゴロゴロゴロ








ニートなんだから当然なんだけど







ほとんどみんなが毎日家にいる生活なんて、なんだか変な感じ









まあその生活を続けてもう結構経つのだけれど









お｢A？どしたの｣






ボーッとしてるとおそ松に名前を呼ばれる






貴｢あ、ど、どうもしてないよ…？｣









こっちおいでと、昼間なのに敷かれた布団をトントンと叩く仕草を見せる









おそ松の隣に寝転がると

後ろから抱き締められた







彼の匂いに包まれる









お｢もう夏だなぁ、どっか行きたい？｣





優しい声でそう聞いてきた









貴｢海、行きたいな


でも、おそ松がいればどこでもいいや｣









そう答えると、もっともっと強く抱き締められた









お｢ほら、俺ニートだから、いつでもどこでも行けるから








いつもそばにいるから｣









振り返ってキスをした








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.









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あなたはいつも、寂しそうな目をしてる

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