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「良かった……」
「あ、花宮のお母さんですか?お邪魔しています。」
いきなり目の前に現れた人を見て驚きました。
真も十分大きいと思っていましたが大きい方はたくさんいるようです。
それにしても随分大きな……。
「花宮のチームメイトの瀬戸健太郎です。」
「真の、お友達かしら?」
「……どうでしょう。少なくとも花宮は俺等の前では素でいてくれますよ。」
「それは良かったわ。じゃあ何て呼べば良いかしら?健ちゃん?」
「……え?」
「真の誕生日を祝いに来てくれたんでしょう?ケーキ買ってきたんだけど足りるかしら?」
リビングに向かうと真と同じ制服の人が四人と先輩がいました。
「真、」
「おかえりなさい母さん。すいません俺のチームメイトが来たいと言って……。」
「良いわよ気にしないで。」
私にそう言ってまた仲間達のところに戻っていった真の背中を見て無意識に言葉を投げ掛けていました。
「お誕生日おめでとう真。」
生まれてきてくれてありがとう。
私の精一杯の祝福を。
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きる - 勝手に書かせてもらいましたスイマセン(報告) (2020年2月9日 23時) (レス) id: c31aba85b0 (このIDを非表示/違反報告)
β.A@引退中(プロフ) - 失敗作さん» 参加して下さりありがとうございました (2017年5月19日 17時) (レス) id: 0d150e4861 (このIDを非表示/違反報告)
失敗作(プロフ) - 書かせていただきました (2017年5月19日 17時) (レス) id: e06e2005ba (このIDを非表示/違反報告)
β.A(プロフ) - やまにゃんさん» 参加してくださりありがとうございました (2017年1月30日 21時) (レス) id: 0d150e4861 (このIDを非表示/違反報告)
やまにゃん - ただいま書かせていただきました。 (2017年1月30日 19時) (レス) id: e1c022aa5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:β.A やまにゃん 失敗作 x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年1月12日 17時