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告白現場 ページ10

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午後の授業が全て終わり、放課後。


いつも一緒に帰っているソアは、これから委員会らしくてそっちに行っている。じゃあジミンと帰るかと教室内を探すが、もう帰ったみたいだ。なんだ、久々に一緒に帰ろうと思ったのに早すぎだろ。



仕方ない、たまには一人で帰るのもまた一興と自己完結し下駄箱へ向かう。




そういえばここで初めてチョンくんと対面したんだな、と最近のことなのにどこか懐かしく感じる。あんな近くにいたのははじめてだもんなあ。って、今日の自販機の時の方が近かったっけ。




ひとりで数時間前のことを思い出して心の中で発狂する。はあ、やっぱり推しって最高。








「__________、!」

『……?』






1年生の下駄箱に誰かの話し声が聞こえる。こちらからは死角になっていてひとりは誰なのか分からないが、もうひとりは可愛らしい女の子だった。

うわぁ、守りたくなる女子って感じ。私とは正反対だ。




何故かわからないが見てはいけないものを見た気がして、そのまま自分の下駄箱に行こうとしたら、ある声が耳に届いた。









JK「おまえ俺と話したことないくせに好きとかないわ」

「え、…」

JK「まじ目障り」

「ーーっ、」

『(うわ、まーじか)』








誰かと思って聞き耳を立てていると、まさかのまさかのまさかの!!!!チョンくんではないか!!!!!


あの言葉遣いが本当にチョンくんなら、あの時の彼とはだいぶ違く見える。私にあんな態度とってなかったのに、………あの女の子のこと嫌いなのか?




その子は泣きながらその場から走り去ってしまい、残されたチョンくんは深いため息を吐いていた。


さぞかしモテるんだろうな。人気者は大変だ。








JK「…あいつじゃなくて、先輩だったらよかったのに」








ボソッと呟いたようだが、静かなここでは私までその言葉が届いた。



先輩って、誰のことだろう。ジミン?いや、あの言い方からして好きな人だな。






______チクッ





そう一瞬だけ胸が痛んだ気がした。


前もこんな感じに痛みを感じたが、私は別に鈍感な方ではないと思う。はは、なわけねぇよなと首を横に振りあるひとつの仮説を頭の中から追いやった。





好きなはず、あるわけない。






『はぁ、……恋愛ってわかんねぇ』








チョンくんの前では出さない普段の口調が、ついポロッと出てしまった。









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設定タグ:BTS , ジョングク , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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ティー(プロフ) - しおりさん» Twitterでバレンタインのお話を書きました!ぜひ読んでくださいね。また別のお話を番外編として載せますね! (2021年2月16日 0時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - ティーさん» 占ツクでもTwitterでもティー様の書きやすい方で大丈夫です!!楽しみにしています!! (2021年2月10日 1時) (レス) id: 1b0e210448 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - しおりさん» ネタ浮かんできたらぜひ書かせていただきます〜!ちなみに、それは占ツクにですか?それとも、Twitterにですかね? (2021年2月9日 22時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - その後のお話とか希望です…!! (2021年2月9日 20時) (レス) id: 1b0e210448 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - Yellow8938さん» ありがとうございます!フォロー許可致しました。これからもよろしくお願いします! (2021年2月9日 12時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティー | 作成日時:2021年1月20日 16時

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