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稜『お前さ、』



「ん?」








稜雅が何か言いかけたところでタイミング悪く
担任が入ってきた。







まだ若く、クラスを受け持つのは3回目だそう。







教科は体育の先生らしく熱血な人だ。









先生の自己紹介が終わり、次は生徒が順番にしていく。




人見知りの稜雅は相変わらず何言おうかソワソワしてる。それを横目で見ながら笑いをこらえるのに必死な私。









稜雅より先に私の番がきた。







「Aです。隣の稜雅とは幼馴染みです。二人とも人見知りですが、よろしくお願いします!」




笑顔で挨拶するとみんなが拍手をしてくれた。







稜雅の番が回ってくると案の定、名前とお願いしますだけ(笑)




特に友達を作ろうって意識もないみたいだから、この一年間は稜雅と過ごす日々が多くなりそうだな。








全員の自己紹介が終わると、先生が軽く明日の予定について話して下校時間となった。





明日からは、もう授業が始まる。






もう少しのんびりしたいところだけど、
進学しなければ学生生活も最後になるかもしれない。









たっくさん楽しまないとっ・・・!

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作者名:チャイ x他1人 | 作成日時:2018年4月1日 23時

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