…味方.JN ページ43
涙を流し僕を見つめるAちゃんは、僕よりも美しい。
嫉妬しちゃうぐらい、綺麗で可哀想な人。
まるで僕は白雪姫を脅してる女王様みたいだ。
そんな中ある提案を持ち掛ける。
JN:「顔色も悪いし休んだ方がいい。救護室に行こう、ね??」
この場で吐くのは嫌だと頷いたAちゃんにそう言うと、自分の足元を見てから訴えるように僕の目を見つめ返す。
……仕方ないなぁ。
JN:「僕に掴まって。嫌ならこの手を叩けばいい。どうするかはAちゃん次第だよ」
差し出された手に目を丸める彼女。
今度は可愛らしく思える。
僕はじっと待つことにした。
後ろではメンバーが気まずそうに僕達を見つめていた。
JN:「どうするの、Aちゃん??」
「たす、けて……っ、…」
紛れもなく聞こえた小さな声。
おずおず震え、冷たいAちゃんの手は僕の手中に簡単に収まる。
優しく、これ以上怖がらせないように握り返す。
JN:「信じてくれて、ありがとう。少しの間、苦しいと思うけど我慢しててね」
「……っ、、はい…、っ」
初めてだよ、ここまで女の子を愛おしいと思うなんて。
ゆっくりAちゃんの手を僕の肩に乗せると、彼女の方から首の後ろに手を回してくれる。
そのまま僕にを身を委ね、荒い息を漏らす彼女を抱き上げる。
JN:「はいは〜い!!お姫様通りますっ、通してね〜!!」
気まずさと思考が追いついていない皆は素直に道を開けてくれる。
……が、1人だけは避けてくれない。
MH:「俊辉、�胃打算怎么办??(ジュンフィ、どういうつもり??)」
珍しくハオは焦っていた。
JN:「是为了�辞助(助けるためだよ)」
MH:「那不就是被利用的吗??(それって、利用されてるだけじゃないの??)」
JN:「………就算是这样,我也想要那个(そうだとしても、僕はそれを望んでいる)」
MH:「俊辉!!!!!!!!!!!!!」
JN:「退后,不要再让我生气了(退けて、これ以上僕を怒らせないで)」
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毒苹果(プロフ) - srさん» ありがとうございますうぅぅぅぅ(テンション)地道にコツコツ更新していきますので引き続きご愛読頂けたら嬉しい限りです( ˘ω˘ ) (2020年11月23日 21時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
sr - 続き凄く楽しみですウウウウウウウウウウウウ最高過ぎてわばいですね! (2020年11月23日 20時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
毒苹果(プロフ) - きむちさん» ありがとうございます、引き続きご愛読頂けたら嬉しい限りです( ˘ω˘ ) (2020年11月13日 12時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
きむち(プロフ) - めっちゃ面白い... (2020年11月13日 7時) (レス) id: 5ad6663c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柘榴 | 作成日時:2020年10月8日 15時