拝啓、人殺しの君へ。【SEVENTEEN】

…悪魔.WN ページ23

「ゔっ、はっ!!っ、…っはぁっ」

WN:「女のくせに偉そうにしやがって……!!」





憎い。

俺達の努力を打ち消すその「女(存在)」が。

何度もデビューの期待を壊されてきた。

ようやくデビューできたと思ったら、欲を満たす対象にされていた。

スンチョリヒョンは、襲われてトラウマになり強. 姦の疑いをかけられた。

何一つ、罪を犯していないのにも関わらず。

だからこれ以上……俺達に近づくな!!!!!!!!





WN:「死にたくなかったら、とっとと消えろ…」





ありったけの力で目の前の女の首を絞める。
細く白い首筋に血管が浮き、顔が赤くなって行くのを見ても何の後悔もない。









「……ふっ」

WN:「っ!!?」









今こいつ、笑ったのか……??

頭おかしい、殺されそうになってるのに、何で!!?









「くっく……、あははははは!!!!」









初めて見たこいつの笑顔は酷く怖かった。
声高らかに響く声も刺々しく痛々しい。
身体中冷や汗が止まらない。
手の力も自然と抜ける。





「あれ、殺らないんですか??」

WN:「っ、あんたっ、何言ってんだよ…っ」

「狼狽えて……先程までの貴方はどこに行ったんでしょうね、ウォヌさん」





俺が締めていた首元には鬱血痕がハッキリと残っている。
それを見て取り返しのつかないことをしたのに気づく。





「殺してくれて構わなかったんですよ、私は……むしろ、殺して欲しかった」

WN「気でも狂ったか!!?」

「そんなの、最初からよ」





首元の痣を指してこいつはまた笑う。









「私、マネージャー辞める気ありませんから。意味は、分かるでしょ??(笑)」

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