…タメ口.You ページ20
SC:「say the name!」
SVT:「SEVENTEEN!アニョハセヨ、セブンティンイムニダ!!」
何とも騒がしい挨拶だ事…。
13人も居れば大きい声だとは思うが、それにしては大きすぎる声に耳を塞ぎたくなる。
監督:「アニョハセヨ〜、監督です♡」
そしてこのクセのある監督にも。
監督:「いやぁ〜いいねぇ、うん!!若いっていいねぇ!!ね、マネージャーさん♡」
「あはは…ソウデスネ(棒読み)」
………話振らないでくんない??
下心を隠すことなく下から上に舐める様に見られると悪寒がする。
流石にメンバー達も気づいてるのか、チラチラ私の方に視線が集まっていた。
監督:「今日はいい撮影にしようね〜♡」
SVT:「よろしくお願いしまーす!!」
「………よろしくお願いします」
やっと一区切りついた……。
鼻息が荒い監督から1歩、また1歩と離れる。
「……………」
そうすると今度はメンバー達に近づいてしまう。
なるべくならこの場から消え去りたいが、初めての仕事を放棄して職を失うのも本望ではない。
仕方ない。
私はSEVENTEENの方へ身体を寄せた。
こそっ
「Aちゃん、顔が笑ってないよ??」
「っ!!!!」
まさか話しかけられるなんて思ってなくて。
思わず変な声が出そうになったが、冷静さを取り戻し顔色を変えずその声の主に応える。
名前で呼ぶなって言ったの、もう忘れたのかしら。
「……黙ってて貰えます、ジュンさん」
JN:「えへへ〜、バレた??(笑)」
「バレるわ。頼みますから静かにしてて下さい」
JN:「は〜い」
……さっきから、本当調子崩される。
今だってジュンさんの幼い喋り方につられてタメ口を聞いてしまった。
情けない………。
立場が違いすぎるのに何度同じ事を繰り返すんだ私は。
「気合い、いれなくちゃ……」
まずは与えられた仕事を、しっかりこなそう。
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毒苹果(プロフ) - srさん» ありがとうございますうぅぅぅぅ(テンション)地道にコツコツ更新していきますので引き続きご愛読頂けたら嬉しい限りです( ˘ω˘ ) (2020年11月23日 21時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
sr - 続き凄く楽しみですウウウウウウウウウウウウ最高過ぎてわばいですね! (2020年11月23日 20時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
毒苹果(プロフ) - きむちさん» ありがとうございます、引き続きご愛読頂けたら嬉しい限りです( ˘ω˘ ) (2020年11月13日 12時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
きむち(プロフ) - めっちゃ面白い... (2020年11月13日 7時) (レス) id: 5ad6663c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柘榴 | 作成日時:2020年10月8日 15時