…大型犬.You ページ12
MG:「ねぇ、教えて…??♡」
「、、やめて」
彼の吐息が耳をくすぐる。
ゾワゾワと込み上げるこれは快感なんかじゃなく、むしろ不快感。
じわっと嫌な汗が出そうなぐらい。
懸命に訴える私に対し、ミンギュさんは更に近づき意図も簡単に私の腰を引き寄せた。
「やだ、っ、離してっ、、」
MG:「嫌がってる姿も可愛い…スンチョリヒョンが虜になるのも仕方ない……(笑)」
スンチョル……エスクプスさんが??
昨日、照れてたのってそういう事……。
最初から彼らは、こいつらは私で遊ぼうと……。
あぁ、信じた私が馬鹿だった。
「死ねっっっッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
MG:「ガッ、は…っ!!!!!!!!」
間髪入れずにミンギュさんを押し退け、人間の急所である溝内に拳を喰らわせ弱ったのを見て首にチョップを食らわせてやる。
こう見えて、私結構強いんだから。
「やめてって言ったのが聞こえませんでしたか??……それとも、まだ私にいじめられた、とか??」
MG:「っ、、、」
「残念でしたね。私はか弱い女の子じゃないんです。それに、安い女でいる気もないので。勘違いも程々にしてください。………先程も申しました通りお迎えに上がりましたので、皆さんにもお伝え下さい。先に戻ってます、では」
立てなくその場に跪いたミンギュさんを冷たく見下ろし、ドアノブに手をかける。
その後ろでミンギュさんじゃかない誰かが何か言いたそうに身を潜めているけど、振り向かない。
「分かったでしょ、私に関わらない方がいいって」
それだけ言って、今度こそ宿舎を出る。
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毒苹果(プロフ) - srさん» ありがとうございますうぅぅぅぅ(テンション)地道にコツコツ更新していきますので引き続きご愛読頂けたら嬉しい限りです( ˘ω˘ ) (2020年11月23日 21時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
sr - 続き凄く楽しみですウウウウウウウウウウウウ最高過ぎてわばいですね! (2020年11月23日 20時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
毒苹果(プロフ) - きむちさん» ありがとうございます、引き続きご愛読頂けたら嬉しい限りです( ˘ω˘ ) (2020年11月13日 12時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
きむち(プロフ) - めっちゃ面白い... (2020年11月13日 7時) (レス) id: 5ad6663c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柘榴 | 作成日時:2020年10月8日 15時