お嬢様、口づけを・・・//*執事ver.*【名前変換オリジナル】

▽58　　安心… ページ2

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その瞬間。


ｸﾞｲｯと手を引っ張られ、


バランスを崩しそうになった。


そして。


(人3)にｷﾞｭｯと抱きしめらた。





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A「私…邪魔、なのかなって」


(人3)「……」




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顔を上げると


(人3)は凛々しい顔をしていた。


そして私の目をじっと見つめている。




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(人3)「そんなこと…あるわけございません」


A「え…？」





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そういうと濡れた私の髪を


すーっ、すーっと頭をなでてくれた。





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(人3)「私には、お嬢様以外、目に入りませんので」




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そういって


優しく微笑んだ。




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やっぱり、(人3)って不思議。


でも、一緒にいるとすっごい安心する。



私は(人3)の腕の中で


スポッと顔をうめる。




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A「どうか…ずっとそばにいてください」


(人3)「もちろんでございます。何があってもわたくしは
　 お嬢様のおそばにいます。」


A「…うん。」




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そのとき、思った。


この時間が一生止まったらなって。





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