▽81 何者…? ページ25
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「ゔっ」
「あ゙…!」
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唸り声のような声が
次々と耳に届く。
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ごめん…(人3)。
何度も何度も心の中で
誤った。
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何も聞こえなくなって
一気に空気が静まり返った。
大丈夫かな…
無事でいてください…!!
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おそるおそる目を開けると
思わず何が起こったのかわからなくなった。
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(人3)「お嬢様…無事ですか?」
A「あ、いや。私は全然……」
けろっとした顔で立つ
(人3)の周りには、さっきの男の人達が
小さく横になり、蹲っていた。
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A「すごいね…、(人3)」
(人3)「昔、空手とテコンドーをやっておりまして」
A「そーなんだ」
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紫響「バカバカしい」
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A「…っ!?」
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紫響さんの右手に
きらりと光るものが。
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紫響「ふざけるなぁぁぁ!!」
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刃物を片手に
(人3)へと向かってきた。
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A「(人3)!!!」
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自分の声が工場いっぱいに響き渡った。
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(人3)も最初、驚いた顔を浮かべていたが
華麗によけた。
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す、すごい…
カッコいい…
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その時。
紫響「うっ…!!」
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刃物が刃先を変え、
手の甲をすっとすべり
赤い血が床に垂れていた。
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紫響「くそっ……」
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手首を抑え
次第に崩れて行った。
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「(人3)!A!大丈夫か!?」
A「え…?」
(人3)「まさか……!?」
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もちもちなもち - 泣けます… ; ;号泣…… まじでいい作品。そらべあさん、、天才ちゃう?お気に入りです、このお話を、作ってくれてありがとう…! もっと執事がよかったです… (2月21日 6時) (レス) @page48 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちなもち - テクノ(親のスマホから)さん» おしの名前入れるといいですよ! (2月20日 6時) (レス) @page13 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
テクノ(親のスマホから) - すみません途中でうっかり送ってしまいました。続きから行きますね。で、ああああああ尊いです本当に!神作です!私のなんか駄作で駄作で…。とにかく凄いです!こんな駄作者の我儘ですが、こんな感じのをまた作ってほしいなと思いました!神作ありがとうございました! (2021年7月11日 20時) (レス) id: d7df8936b7 (このIDを非表示/違反報告)
テクノ(親のスマホから) - あーーー泣けるーー。親の前だから滅茶苦茶我慢したけど、1人だったら泣いてたな。私の場合は執事さんの方に推しの名前を入れたんですね、はい。で、あああ (2021年7月11日 20時) (レス) id: d7df8936b7 (このIDを非表示/違反報告)
審判 - スゴい面白かったです!!!! 最後らへんは、ずっと号泣しながら読んでました!。笑 ほんっとなんて言葉に表したらいいかわかんないほど素敵なお話でした^^ (2019年7月24日 10時) (レス) id: fc8b5bc6cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらべあ** | 作成日時:2013年11月29日 18時