『 歯車 』Ren.N

さんじゅうきゅう ページ39

廉side









大吾「 どっちでもえーから 、詳しく説明して 」









小雪「 だーかーらーさっき言った通り 」









廉「 嘘や！ちゃうやん！俺は何もしてへんやん！いきなり小雪がしたんやろ？！なんであんなこと言うねん！」









大吾「 ほんとに？ 」









廉「 ほんまや！絶対！ 」









大吾「 じゃあなんでさっきAに言わなかったの？今みたいに 」









大吾「 言葉にしないと伝わらへんやん 。前にも言ったやん同じようなこと 。」









大吾「 小雪ちゃんさ 、とことん最低な奴やな
。」









そう言って出て走って行く大吾の背中を追うようについて行く 。









俺も 、大吾みたいに言えたらいいのに 。









大吾みたいに 、強ければいいのに 。









俺 、いつまで弱いまんまなんだよ 。

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