カノ「全然僕らが出ないのが気になってる。」貴音「同感。」ルミ「な、なんかすみません…一応ルナ姉が主人公なんで…」セン「おいおい、慰め謝罪になってないよ…はぁ、『夏の日の忘れられない物語』。ぜひ見てくださいね。」全『いいとこ取りすんな！』 (ページ13)

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四十九話ページ13

ルナ視点

『あいつらを信用してるんだろう？なぜ言わない。』

ルナ「…だって、行ったところで悲しむのは目に見えてますし。言うのは今じゃないです。

…それに、言えるわけないじゃないですか…

__________________________なんて…」

『そうか…まぁ、お前がいいなら構わんが、私はいつでも待っているぞ。』

ルナ「ありがとうございます…さて！記憶をお願いしますね！」

『分かっている…それじゃあな。ルナ』

………

…あれ？私、何してたんだっけ。

キサキ「ルナー！ご飯食べないのー？」

ルナ「今行くー！」

…きっと、気のせいだよね。

キサキ視点

…さっきの事を聞いてしまった…

嘘だと思いたい、でも思えなかった

だって、ルナがすごく悲しそうだったんだもん

___私がみんなといられるのは、限りがあるなんて____

…なんで？

なんであの子は私に言ってくれなかったの？

なんでそう自分を殺して笑ってるの？

なんで信用してなかったの？

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

なんで…

キサキ「火想！ちょっと散歩行ってくる！(バタンッ)」

火「え…えぇっ⁉」

…あ、あぶなかったぁぁぁぁぁぁ！

あのままだと狂ってたわー…

…でも、教えてくれったってよかったじゃない

ひっどいなー、ルナは…

はぁ…しょうがない。

あそこいこーっと。

…久しぶりにきたなー

この思い出公園

私が、本当に大好きだった人との約束の場所

今、どうしてるかなー

母さん…

『いつか一緒に、お星様を見に行こうねー！ママとの約束！』

『うん！約束！』

ルナ…

『お姉ちゃんが壊れても、私が助けるから！』

『…ありがとう…』

…ハヤト…

『俺が外国から帰ってきたら…この気持ちをもう一度伝えるから…だから…』

『…待ってる…ずっと…』

キサキ「…ここいたらダメだな。うん。」

早くいどうs((？「大丈夫？」

キサキ「え、えーっと…」

？「めちゃくちゃ泣いてるけど…」

キサキ「えっ！あ、あのこれは違くて…」

？「……僕でよければ、話聞きますよ。」

キサキ「だ、大丈夫です！お気遣いなく！」

？「気遣いじゃなくて、僕が泣いてる訳を知りたいんです。だから、話してもらってもいいですか？」

キサキ「…参りました。話します。」