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「えーっと、虫除けと薬…、ボスってアイマスクとかあった方がいいかな」
旅行用のボスの衣類は自分で見るのが手っ取り早いと、私はボスを「何かあったら電話してください」と送り出して、自分はショッピングモール内のドラッグコーナーで必要なものを探していた。耳栓とアイマスク、一応二人分用意しておいた方がいいかもしれない。私はそれをカゴに追加した
使い捨ての歯ブラシ、シャンプーなど、それからビニールや洗濯ネット。衣服圧縮袋……
「…アディ？大丈夫？」
『ああ、A。電話でお前の声を聞くのは新鮮だな』
「もう、そういうのいいから私終わったんで合流しましょうよ…」
『フフ、すまない。オレも大方終わった、そろそろ昼にしよう』
「そうだね、じゃあ二階今から行くから待っててね」
『わかった』
電話を切った。いや、確かに電話越しというのも悪くないかもしれない。ちょっと新鮮。私はエレベーターに乗り込んで「2」のボタンを押す。すぐに到着し、キョロキョロと辺りを見回すと、ボスはすぐに見つかった
「アディ〜、買い忘れ無い？」
「問題ないだろう、さあ行くぞ」
「はーい」
ボスは迷うことなくサイゼに入った。本当に気に入ってるらしい
……
「えっと、これも全部揃ってますよね」
「ああ」
「よし、じゃあ後はキャリーケースだけだあ…」
私はボスと購入したものを確認しあって、最後にボスのキャリーケースを入手するため店を後にした。国内旅行だしそんなに長く滞在するわけでも無い。小さめのものでもいいかもしれないが、この先また旅行に行く可能性も考慮して、普通くらいのものを選んでおこうかな＿＿
「…わっ」
ズテン！と視界の端で転がったのは、ちょうど可愛らしい雑貨店から飛び出してきた小さい女の子だ。私はそちらを見ていなかったため、反応できずにぶつかられてしまった
「大丈夫！？」
私はボスに支えてもらったため少しよろける程度だったが、女の子はモロに転がっていた。床はカーペットだが、怪我が無いか不安だ
「ん…ごめんなさい……」
「いいえ。大丈夫？お母さんと来てるの？」
女の子が落とした小さな袋(中身はラメでキラキラとした蝶々のヘアピンなどが詰められていた)を手渡すと、その子は「お母さん、」とチラチラ辺りを探し始めた
「お母さん近くにいるかな？大丈夫？」
「うん。ありがとう」
「じゃあ気をつけてね」
「……」
女の子はバイバイと手を振ってくれた。
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もっち(プロフ) - 好き、、、、。更新停止してますけど、、、。ボスの小説は少ないから、その少ない中でですが、貴方が作った神作が一番好きです。また更新する日がくれば、その時は更新頑張ってください！。 (2020年3月18日 1時) (
レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
ま - すきです……… (2019年8月12日 16時) (レス) id: eb56145ed7 (このIDを非表示/違反報告)
くとぅるふふっざけんな！(プロフ) - ジョジョピタ自分もしてます！ジョジョピタのボス可愛いくて欲しいですがダイヤがない(´・ω・`) (2019年8月5日 10時) (レス) id: b6db3cbd6d (このIDを非表示/違反報告)
みどりんご(プロフ) - 私もジョジョピタやってます。データ飛んで最近初めっからやり直してます辛い……。それはそうと、これからも作品の更新を楽しみにしてますね！頑張ってください。 (2019年8月4日 23時) (レス) id: fad212b8a4 (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - おぼぼぼぼ。マジ好こすぎる。初々しさ(？)を残しながらも艶っぽくなってて…。お話が更新されてたので見に来ちゃいました。ログインしたら絶対お気に入りに追加します。てか1コメだ。(｀・ ω・ ´)ｯｯｯｨｨｨｨｲｲｲｲﾖｯｼｬｱｱｱｱｱｱｱｧ!!!! (2019年7月31日 11時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月29日 13時
