沈黙の塔、鴉の宴1 ページ1
「はあ〜〜〜やる気出ない」
探偵社のソファにだらりと寝そべる太宰。
「全くだ……オイA……ジャンプ買ってこいよ……」
何もない空中に寝転がるように浮かぶ銀時。
『自分で買いに行け』
「はぁー食事も面倒くさい……」
「人間ってのはめんどくせーな、食事しなきゃ死んじまうなんてよー」
「そっか銀時君達は好きで食事してるんだもんねー」
「朝からだらしのない会話をするな!」
国木田が一喝したが、効果なし。
「太宰。マフィアのボスと密会の場を持つ件は進んだか」
「手は打っていますが」
社長は頷き、また部屋に戻っていく。
「おい太宰……マフィアのボスと密会だと!?第一何故お前が手筈を……」
「元マフィアだから」
太宰の爆弾発言にも誰も振り向かず。それも当然。
「国木田君以外はみんな知ってるよ?高杉君なんて敦君と芥川君が初めて戦った時からだし、Aちゃんや神威君だって私がマフィアに捕まった時に知ったし、あとも順々にね。残りは国木田君だけだったのだけど、言ってなかったっけ?」
返事なし。
『国木田さん……?ありゃ、倒れちゃった』
「過労かな?休ませてあげたまえ」
「ジャンプ〜なぁA〜」
『お前は自分で買いに行け!ここ最近私の方がずっと大変だったんだかんな!』
48人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風寧 - 銀桜さん» ありがとうございます!双黒メインの回ですが誰かしら出したくて。銀魂にも「コンビ」は沢山あるので誰にしようか迷いました笑。これからもよろしくお願い致します! (2019年12月6日 22時) (レス) id: 541cd41ce9 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - 続編おめでとうございます! ここでまさかの土方さんが参戦ですか…!続きが楽しみです! (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:風寧 | 作成日時:2019年12月6日 19時