私の居場所【すとぷり】

19話 ページ20

いよいよ1部が始まる。


恒例となったジェルくんのアナウンスから始まる。


「「Ladies and gentleman...」」


舞台袖で待機していると
リスナーさんたちの悲鳴に近い歓声が響き渡る。


心臓がどくどくと心音が大きくなっていく。


「大丈夫、Aならかませる！」


隣にいたなーくんに背中を軽く叩かれ
早まっていた心音がゆっくりと戻っていく。


頷くと共にスタッフさんからの合図があり
メンバーとステージに出た。


眩しく私たちを照らす照明に
思わず目がくらみそうになる。


だが一面に目をやると、客席は
メンバーカラーのペンライトで輝いていた。


その中にはもちろん白もあった。


ここまで大きくなれたのだと涙が出そうになったが、それは流石に早すぎるので最初の曲を頑張る。



『「ダンスロボットダンス！」』









みんなで歌い終わると、次はペア2人での曲で
他のメンバーと舞台袖にはける。


私はちなみにるぅと、莉犬とペアだ。


メンバーが7人のため、偶数で分かれるとしたら誰かが1つ多く出ることになる。


あまり自信が無いこともあって
自分から余るとこに回った。


さとみころんが終わったところでるぅととステージに出た。


歓声があがりペンライトの色が青とピンクから
黄色と白に変わった。


『最近私悩みごとがあってねるぅとさん』


「どうしたんですかAさん」


『大人の色気、足りてないっていうか』


「なるほどなるほど」


『どうすれば色気出せますか』


「･･･じゃあこの曲で色気出しちゃいましょう！」



『「虎視眈々」』




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すとめもは大阪参戦だったので東京のセトリ探しながら書きました( ˙ᵕ˙ )

じぇるころのフィクサー見たかった･･･

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