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シャンプーの泡を流してもらってコンディショナーをしてもらって温かいタオルで巻いてもらった。
こんな姿を見せるのもどうかと思うけど、それもまた楽しいと感じているから仕方がないね。
立ち上がって今度は巻島先輩に座ってもらって先輩の頭を洗っていると、視線を感じて振り向いた。
じっと新開さんが私を見ているけど･･･もしかして、新開さんも洗いっこに参加希望なのかもしれないと思い至る。
「えっと･･･。新開さんも巻島先輩の後でシャンプーしますか？」
「うん？いいのかい？じゃあお願いしようかな」
嬉しそうに微笑んだ新開さんに微笑み返すと、新開さんの隣りにいた荒北さんが不機嫌そうにこっちを見ていた。
「荒北さんも洗いますか？」
「んなっ！？お前、誰でもかれでも誘うんじゃねーよっ！つーか、手の怪我まだ治ってねぇんだから無理すんな！新開も甘えんじゃねぇよ！」
「あー。残念だけど靖友の言う通りだな。姫さん。またの機会に洗ってもらうよ」
「そんな機会こねぇから！ばぁかちゃんが！！」
「えっと･･･。そ、そうですか？」
怪我は本当に擦り傷だけだし、シートも貼ってるし大丈夫なんだけど、荒北さんの優しさなんだろうなと思うとくすぐったい。
結局洗いっこは巻島先輩とだけになっちゃったけど、巻島先輩は満足そうに髪を流していたから、まぁいっか。
少し体が冷えたから温泉に入り直してみんなの輪の中に入る。
なんだか『仲間！』という感じが嬉しいな。
あ、そうだ。
「あの、金城先輩。明日の合同ロードレースなのですけど･･･」
「ああ。今夜返事をもらうんだったな。姫は怪我もしている。無理に出る必要は無いが･･･」
ちらりと私の顔を見た金城先輩は言葉を切ると、ふっと微笑んだ。
先輩には私の伝えたい言葉がもう分かっているみたい。
「ふっ。答えは決まったみたいだな」
「は、はいっ。私、皆さんに着いていけなくても、最後は１人になっちゃったとしても、最初だけでも皆さんと･･･走りたい、です･･･」
箱学のみんなと走れるのも、最後かもしれないから･･･。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも嬉しいコメントをありがとうございます＾＾素敵なお言葉をたくさん頂けてモチベーションを保てています。本当に感謝感激です。今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年8月18日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - これを見ると疲れが癒されます。姫ちゃん可愛すぎです! (2019年8月18日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 美月さん» 嬉しい感想ありがとうございます♪応援と温かいお言葉、とても励みになります＾＾今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年5月3日 10時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - はじめまして!第１期から見させてもらいました!もの凄く面白いです!過保護な自転車部員は見てて凄く楽しいです!この作品大大好きです！応援してます!! (2019年5月3日 9時) (レス) id: 001893ea4c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - かあさん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾確かにベタですよね。ですがなかなか私好みの方向に行ってくれない終わり方の小説が多くて執筆し始めてしまいました（汗）自己満足な小説になってしまっていますが今後とも頑張りますのでお付き合いくださると嬉しいです＾＾ (2019年4月21日 7時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2019年1月25日 0時
