追求58個目 ページ9
総統の部屋から歩く事約数分｡
先程見た光景と同じ場所に着いた｡
目の前には､黒い扉に赤い縁｡
トントンさんの部屋だ｡
総統の部屋から一番近い位置にある幹部の部屋だ｡
どうやら彼は書記長を務めているらしく､書類仕事は基本彼が働くのだという｡
総統の補佐役に近い存在､だけど実際そんな風には見えない｡
真面目なしっかり者らしい｡
其処からまた､少し離れた場所にはコネシマさんの部屋｡
黒い扉に明るめの水色の縁｡
彼は特攻が主な戦術らしく､
それとはまた別の特徴としては､声が大きい｡
犬の様に鼻が良いらしく､時には戦争中に役立つ事が稀にあるという｡
其処から更に離れていくと､今度は黒い扉に青い縁｡
どうやら此処は､鬱さんの部屋だという｡
近くを通ると微かに煙草の香りがして､少しばかり顔を顰めた｡
序に女の甘えた声もして､何となく察した｡
音がそんなに漏れない筈の部屋から､此れ程の声量が聞こえるから
相当なのではないだろうか｡プレイボーイですね､鬱さんも｡
一番端にある事から､気遣い程度のモノだろうと思う｡
此処まで来ると､一度階段を使い下に降りた｡
そして正面にはまた新たな黒い扉｡因みに縁は薄い灰色｡
｢此処が俺の部屋ね｡多分たまにしかいないけど､何処にも居ない時は基本居るから｡｣
との事である｡
第一印象としては冷たい雰囲気を感じていたが､実際はとても優しかった｡
農業が好きらしく､毎朝今日みたいに一人でやっているらしい｡
また其処から､数分歩いて見えたのは黒い扉に､黄色い縁｡
真ん中には小さな豚のマークが張られていた｡
｢此処はシャオロンって奴の部屋｡｣
黄色いオーバーオールが目印だと教えてもらい､理解する事が出来た｡
あの時(※追求37個目)笑い転げてた奴だ｡
特徴としては煽り検定一級の持ち主だという事｡
武器はこの世界ではかなり珍しいセンスのシャベルなどで､近接が得意らしい｡
其処から歩き､次の幹部の部屋に行くまでの間に
食堂､食糧庫があった｡
少しのぞいてみると､其処には見慣れぬ人が座っていた｡
紫色のマフラーを首に巻いて､灰色の羽織物を着ている｡
顔は分らないが､隣のらんらんを見ると､
彼もその存在に気づいた様で､恐らくその人の名前を呼んだ｡
｢あれ､兄さんじゃん｣
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代口 - ゆきさん» 配色についてはあくまでも個人的な創造の一部だったので､其処まで意識しておりませんでした｡指摘されて初めて感じる違和感…しかし今作につきましては､このままの配色で行きたいと思います｡ご理解頂きます様宜しく御願い致します｡ (2018年10月15日 22時) (
レス) id: 56f6e86835 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ん〜。マンちゃが緑でゾムか黄緑じゃないっけ〜。 まぁ、気にしないけどねぇ〜。 (2018年9月4日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - らんちゃ（らんちゃん）のなんか恥ずかしいね。がｸﾞｯ……ｶﾞﾊｯ（吐血&鼻血）だった。可愛い (2018年9月4日 22時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
代口 - ハクさん» うわあああ有難う御座います(; ;)そう言って貰えると本当に嬉しいです…!今後も更新頑張りますので､どうぞ宜しく御願い致します!!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: 13ffe3f0cb (このIDを非表示/違反報告)
ハク - うああああああ！すごい作品ですね！話の流れもスラスラしていて最初から読ませて頂きました！終わるまで見続けます頑張ってください(´ω`) (2018年6月7日 20時) (レス) id: 19710dfa66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：代口 | 作成日時：2017年1月29日 23時
