夜色協奏曲 (ページ4)

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ドッペルとスタンドページ4

「まて、」

『はい？』

「お前のスタンドを教えろ。」

『す、すたんど？』

「「「「「「「は？」」」」」」」

てっきり、知っているものと思っていた。

『あ、もしかして、ドッペルのことですか？そちらではスタンドと呼ぶんですね。』

なるほど。呼び方が違うのか。

「ああ。」

『ええっと、』

　
『オペラ・ラガッツァ(歌劇少女)』

　スウッ

でてきたのは、手のひらサイズの狐。如何にも隠密行動に使えそうだ。特殊能力があるタイプだろうか？

『ラガッツァなんて呼びにくいから、いつもオペラって呼んでますよ(*´▽｀*)』

「能力は？」

ホルマジオが質問する。

『それがですね・・・能力はないんですよ～』

　「「「「「「「は？」」」」」」」

マジか。ただ、戦闘力が高いとか、あくまで本体の補助だとか、そんな感じだろう。

『ええっと、パッショーネの喧嘩賭博ですよね・・・』

「地図に載ってるわけねえだろ。」

『あ、確かに・・・！』

「ギアッチョが車出すってよ」

「分かった」

　全員で外に出る。

『え・・・待って、これに乗るの？』

悪いな、安月給で。

『いやいやいや、道案内してもらえれば、私が車出しますよ？』

「ありがたいが、別にそこまでｈ「よっしぁああ！！！！！！！

『んじゃ、出しますね。』

「だすってどういうこｔ」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

マジか。
アジトの壁に漫画で見たような異空間の穴？的なものが開いている。
能力ないんじゃなかったのか。

『あの、私、スタンドの能力はないけど、違う能力ならあるんです』

「それってどういうこと・・・」

『見ればわかります。とりあえず入ってください。』

促されるまま恐る恐る入る。なんだかファンタジーな感じだ。白い雲の地面に、一面の青空。イルカやペガサスなんかが飛んでいる。正面に見える金細工のエレベーターに乗るらしいので、
Aに続いて、俺たちもエレベーターに入る。

「マジか・・・」

イルーゾォが感嘆の言葉を漏らしている。

『リーダーさん、喧嘩賭博ってどこらへんですか？』

「〇〇通りの赤い家だ。あと、タメ口でいいぞ。」

『りょーかい。』

エレベーターのドアが開くと目の前にはパッショーネの喧嘩賭博があった。