【銀魂】警察庁から真選組に来た女

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［No side］





A「そんな化物見たみたいな顔しないでおくれよ。」



銀時「わ、悪ィ。………いや、マジでビビったわ。」



A「なんで。」







胸に手を当てて深呼吸をする銀時。Aはその様子に、ただひたすら疑問しか抱いていないようだ。






A「よく分からないけど大丈夫かい？」



銀時「……っ。」








銀時の横に腰を下ろすと、心配そうに背中を擦り始めた。それにより、銀時の頬は少し赤くなっていた。








A「耳真っ赤じゃないか。酔ったのかい？」



銀時「いや、酔ってはねーよ。というか、こんくらいじゃまだ酔わねェ……。」







見栄を貼っているのか、ふんっといった様子で盃を口へあてがい、ぐいっと飲んだ。
銀時は内心、酒飲んでて良かったと思っていたのは内緒の話。








A「……そうかい？
ま、人は酔うと感覚が鈍くなるっていうからね。ほどほどにしておかないと、倒れるよ。」








そう言うと、持っていた徳利を、空になった盃に注ごうと、見せるように軽く傾けた。それに伴い、銀時は膝の上に置いていたそれを、少し持ち上げる。








銀時「………旨ェ……。」



A「そうかい？お酒なんてどれも同じだと思うけど、良かったよ。」








Aは嬉しそうに笑うと、再び空になった盃にお酒を注ぐ。







挿絵3






銀時「んなこたァねェよ。酒ってのは自分で注いだものより、注いでもらった方が旨いんだよ。」



A「……そうか。


でも、本当にほとほどにしておかないと、あーなるよ。」






そう言って、Aが指差した方を見ると、完全に出来上がった真選組の隊士たち。タコ踊りやら腹踊りやら、皆それぞれ舞踊っている。その近くには、酒瓶を抱いて寝ている沖田がいた。




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絵を描いた後に思いました。
銀さんの木刀どこ。

すみません。私、背景はめっきり駄目なんです。
コメントにて絵のお褒めの言葉を頂きました！ありがとうございます！

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