【銀魂】警察庁から真選組に来た女

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［Aside］





銀時「警察がこれじゃあ、世も末だな。」



A「……まぁ、あの人たちの良いところでもあるんだけどね。」






銀時にお酌していると、ふと視界に入った彼ら。
確かに今の様子からはとても感じられないけど、いざという時の彼らは、本当に警察としての仕事を全うしていると思う。その辺の割り切りの良さというか、切り替えというか……そんな感じが彼らの良さだと思う。






銀時「随分と慕ってんのな。」



A「そりゃそうさ。


……アンタらのことも慕ってんだよ？なんだかんだで。」






そう。なんだかんだで、この人たちはいい人たちだ。会って間もないし、そんなに沢山関わってもいないけど、とても慕いやすいなぁとは薄々感じている。それは真選組だけじゃなく、万事屋でも同じ。
彼らは皆、他の人と生きることを当たり前のようにできる人たちの集まりだと思う。








銀時「…そうかィ。ま、なんかあったらいつでも来いよ。ポリ公に頼めねェことでも万事屋になら出来ることはあるだろうからな。」




A「……あぁ。その時はよろしく頼むよ。」







もしも。の時だ。そんな、警察にも言えないよう事を警察にいる人間があってはならないことだけど、それはこの世界で言い出したら、きっとキリがない。






銀時「というかお前、いつでも来ていいんだぜ。」



A「？」



銀時「この前神楽が言ってたろ。定春に会わせたいって。あれから毎日毎日来るだの来ないだのうるせェんだよ。」



A「あー。それは、すまないね。私もできれば早く行ってみたいんだけどね。」








本当に行きたい。動物は好きな方だし、一部除かれるものもあるけど………。犬なら大歓迎だ。
早く会ってみたいのは山々なんだけど、なんせ仕事が立て込んでいた。

銀時たちと出会った週は、医者として隊士たちの検診。次週は、攘夷浪士の取締とがあり、負傷者たちの看病に尽していた。全員が完治するのに2週間。あっという間に1ヶ月が経ってしまったわけだ。







A「いつか休みが取れたら行かせてもらうよ。」



銀時「おー。」

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沖田総悟

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