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23 幽霊篇 ページ24

【Aside】





猛暑が続く夏

そんな中、真選組から呼び出しがあった



普段はとっつぁんから連絡があり行く事が殆どだが

今回は土方さんから連絡が来たので、

少々疑問を持ちつつ、屯所へ足を運んだ







『珍しいなぁ、なんかあったん?』






部屋に通してもらい、要件を聞く

屯所がいつもより静かな気がするのは何故だろうか





土方「すまん、今から話す事は他言無用で頼む」





どこか疲れている様子の土方さんが話し出す












『……へぇ、なんやおもろいな』




土方「何処がだよ……」





溜息を吐く土方さんを横目に聞いた話を整理する



どうやら最近隊士が寝込んでいるようだ

数人ではなく、数十人



寝込んでいる隊士はずっと魘されているらしい



「赤い着物の女が来る」


と苦しそうに呟きながら






土方「天下の真選組が幽霊にやられて寝込むなんざ

恥ずかしくて口外できねェ」




近藤「トシ!俺は違うぞ!

マヨネーズにやられた!!」




土方「余計言えるか」






幽霊とかいう訳の分からんもんにやられ、

隊も機能しなくて参っている、との事だ






土方「で、なんか知らねぇか?」




『投げやりすぎや

そっちは払い屋とかが適任やろ』





情報屋をなんだと思っている


それに、





『ここ最近でそんなウイルスとか無いで?

……てかホンマに幽霊なん?』





土方「あ?どういう」「局長!連れてきました!」





土方さんの言葉を遮り

山崎くんがどたばたと客間に入ってきた






近藤「おぉ、山崎、ご苦労!」




『お客さん?

ほなお暇しよか?』




近藤「あ、大丈夫ですよAさん!

この方々は拝み屋で……」







山崎さんの後ろから怪しい三人が出てくる


……いやどう見ても、






『……何やってるんアンタら』




近藤「あれ?知り合いだったんですか!

いやぁ、流石顔が広いな!


ささ、3人もこちらへどうぞ」





『いや知り合いも何もどっからどう見ても万づモガッ』





旦那に思いっ切り口を抑えられる

痛い






銀時「アンタ、口に霊ついちゃってるわ

今祓ってやっからよォ、じっとしててくんね?」




山崎「え、そんな米粒みたいなノリで憑くんですか?」




神楽「幽霊舐めんヨ

どんな隙間でも入ってくるネ」






旦那が言うな、と目で訴えてくる

バレるのは目に見えてるんやけど








その後、ものの10分程度でバレてた


ざまぁ

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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

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