57 きそポイントを忘れずに ページ10
「ふつうのリーグスタッフとわたくしのリーグスタッフ、あなたがたに見分けられるかしら？」
それだけ言うと長い脚を動かしてリーグスタッフと共に嵐のように去っていった。あれ、わたくしのリーグスタッフって、コンプライアンス的に大丈夫なの? だってリーグスタッフって、ポケモンリーグの人じゃないの?
「というかどうするの? シュートシティにリーグスタッフなんてごまんといるよ」
「いわゆるピンチですね。ですが大丈夫です！
ユウリよ、オレたちエール団のエールで助けてやりますよ！」
おっと、これはローなすがたからハイなすがたになったネズだ。ここまで来たなら、私も全力で見つけ出してやるんだから！団長の仰せのままに、ってね。
「サイコーじゃん！オレはスタジアム前を探すぞ！」
ホップはそのまま走って行ってしまった。待て待て! あんた一人でやるつもりなの?
「ホップ！一人じゃ探しきれんよ！私も行く！んじゃ、ネズ！そういうことだから、何かあったら連絡して！ホップ待ってッ!」
タネマシンガンを5回当てるように口を早く動かしてホップに追いつくよう走った。少し進んだ所で彼は待っていてくれた。よかった。いい人だ。
「ネリネ、助かるぞ。スタジアム前といっても広いからな。一人じゃ無理だと思ってはいた」
「思ってたんかい。そういう時こそ、私たちのこと頼りにしてよ。ね？」
「お、おう！絶対に見つけるぞ」
***
「うーん、情報が少なすぎるぞ」
「人探しのコツはコツコツ聴き込むことだってネズから教わったし……」
もっと話を聞かないといけないな、と一人で思案していると、ホップは不思議そうに言葉を零した。
「オレはかーちゃんから似たようなの教わったぞ。ウールーを探す場合だけどな」
「そ、そうなんだ。お母様はホップのこと大切に思ってるんだね」
私に生みの親はいるのかな。もしいたらなぜ私を育ててくれなかったの?
「その理論だとネズさんもネリネのこと大好きなんだな！」
とびっきりの笑顔で言われハッとした。そうだ、私にはネズもマリィもいるんだ。ダメダメ。今はリーグスタッフ探すのに集中しないと。
「そうかな、私もネズのこと好きだよ」
ホップに向かってそう打ち明けると、何だか納得いってないようだ。何故か尋ねてみても、私にはまだ分からなかった。
「オレもアニキのこと好きだけど、ネズさんのそれはオレたちとは何か別な気がするんだ」
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伊万里(プロフ) - 星猫さん» 申し訳ないですが知らないアニメですね。 (2021年4月5日 0時) (
レス) id: 8155f27608 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - トランスフォーマープライムは知ってます？ (2021年4月3日 21時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
伊万里(プロフ) - 星猫さん» REBORN、天デ部、アニポケ、ヘタリア、ジョジョ、SideM、ドクストとか色々あります。今パッと思いつくのでこれくらいですが多分もう少しありますね。 (2021年3月27日 21時) (レス) id: 8155f27608 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 伊万里さん» 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月27日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
銀狼＆銀狐(プロフ) - 伊万里さん» ポケマスのI.D.です！ 1210-0027-9994-1592です！！このI.D.をポケマスで友達検索のところでうってくれれば友達なれます！！ (2020年7月15日 18時) (レス) id: d5e2916806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊万里 | 作成日時：2020年3月6日 9時
