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°+＊-story...7-＊+° ページ9
Aが団長に、水をかけられた。皆が冷たい目で、Aのことを見ている。
許せなかった。
本当は、声をかけたかった。本当は、止めたかった。
でも、僕は弱い。
シンタローみたいに、Aの名前を呼ぶことも、エネみたいに、よけろと言うことも、出来なかった。そして何よりも、かばってあげることが、出来なかった。
僕は、何も守れないんだ。
ヒヨリのことも、Aのことも。
もっと、強くなりたい。
大切な人が、大切な家族が傷付くのは、もう見たくないから。
傷付くということは、とても辛いから。
ヒヨリだったら、もし、ここにいるのが僕なんかじゃなくて、ヒヨリだったなら、Aのことも、ちゃんと守れたのかな……？
°*__°*__°*__°*__°*__°*__°*__°*__°*__°*__°*
今回はヒビヤsideです。
上に書こうか迷ったのですが、出来るだけちゃんとした小説に近付けたくて！←
°+＊-story...8-＊+°→←°+＊-story...6-＊+°
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作者名：猫目大好きカノLOVEユウカ@ミヤビ | 作者ホームページ：http://なにそれオイシイノ？
作成日時：2014年8月23日 17時
