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°+*-story...2-*+° ページ3

「Aさん!よけて下さい!」


……どういうこと?
突然のエネちゃんの言葉に、私の頭はついていくことが出来なかった。


「エ、エネちゃん……?どういう……」


バシャッと、水音がした。私の髪から、水が滴り落ちる。キドの手には、バケツが握られていた。


「A!」


リビングの団員達の固まりから、シンタローが駆けつけて来た。
何がなんだか分からない。私の頭は、ショート寸前だ。


「キド?何これ……」


やっと開いた私の口から出た言葉に、キドは当然だろ?とでも言わんばかりの表情で返した。
全くもって、訳が分からない。


「……Aちゃんが悪いんだよ?」


キドの後ろから、マリーちゃんが言った。


「冗談やめてよ。私何も……」
「したじゃないっすか。こんなに小さな子供を傷付けたりなんかして。失望したっす」


セトの後ろから出て来たのは、7才くらいの小さな女の子だった。

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作者名:猫目大好きカノLOVEユウカ@ミヤビ | 作者ホームページ:http://なにそれオイシイノ?  
作成日時:2014年8月23日 17時

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