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°+*-story...15-*+° ページ19

セトを探し始めてから、どのくらいの時間が経過したのだろう。


「セトー!セトー!?」


見つからない。どこにも、それらしき姿は見えない。全く……困ったものだ。セトの行きそうな場所は、もう全て探したはずなのに……

何時の間にか、気付くと森の中にいた。あれだけ五月蝿く鳴いていた蝉の声も、今はもう聞こえない。誰もいなくて、静かな、森……


「森……」


__あった。セトの行きそうな所。でも、いるとは限らないよね……


「セトー……?いる?」


呼び掛けてはみるものの、当然、返事は返ってこない。

深緑色の木が生いしげる中、一つの鮮やかな緑色が見えた。目を凝らして見ると、それは確かに人の形をしていた。
人は倒れた様に、横たわっていた。その正体がセトということは、考えずとも分かった。


「セト!?」


私は直ぐに傍へと駆け寄ると生きているのかどうかを確かめた。顔色等を見れさえすれば分かる様なことなのだが、今の私にはそんな余裕などなかった。


セトは、私が一番最初に会った






幼い頃の、たった1人の大切な友達だから____

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作者名:猫目大好きカノLOVEユウカ@ミヤビ | 作者ホームページ:http://なにそれオイシイノ?  
作成日時:2014年8月23日 17時

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