【裏切り】メカクシ団の少女は､もう1人の自分の手によって裏切り者に仕立てあげられました【カゲプロ】

°+＊-story...12-＊+° ページ16

行き先も決めずにアジ卜を出てから、もうどれくらいの時間が経ったのだろう。此処は、どこなのだろう。
知りたくない。
今は、何も考えずにいたい。

もう疲れた。

いっそ、何もかもを諦めてしまおうか。


もう充分楽しめただろ？これで、満足だろ？

やれることはやったんだ。出来ることはしようとした。

それでいいだろ？安心して眠らせてくれ。




こんなこと、幼い頃にもあった様な気がする。


皆は今頃何をしているのだろう。俺のことを探してくれているのかな……？
そんなこと、ある訳無いよな。

°+＊-story...13-＊+°→←°+｡＊°*-About update rate-*°＊｡+°

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す