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°+*-story...11-*+° ページ14
分からない。俺には決めることが出来ない。一体どっちを信じろというんだ。
本当のことを知りたくて使った能力の筈が、本当のことを知ってこんなにも迷うことになるなんて、思いもしなかった。
皆みたいに本当のことを知らずにどっちかを信じた方が随分とましだったのかもしれない。そんなことを少しでも考えてしまう自分は、昔から何も変わってなんかいない。
ずっと、弱虫だ。
……神様は何を考えて俺みたいな弱虫なんかに「この能力」を授けたんだろう。
俺だったら、もっと強くて、自分の言いたいことをはっきりと言える様な人に「この能力」を授ける。
って、あれ?それって……
小さい頃の俺がなりたかった………………
「ははっ……そりゃあないよ神様……」
いつか誰かが言った様な台詞をこぼして、
俺の体は地面へと強く、打ちつけられた____
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作者名:猫目大好きカノLOVEユウカ@ミヤビ | 作者ホームページ:http://なにそれオイシイノ?
作成日時:2014年8月23日 17時