【裏切り】メカクシ団の少女は､もう1人の自分の手によって裏切り者に仕立てあげられました【カゲプロ】 (ページ13)

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°+＊-story...10-＊+° ページ13

俺は炎天下のなかをただ、闇雲に走っていた。
コンクリートが太陽の光を反射して、上からも下からも暑さが伝わってくる。

「はぁっ……はぁっ……！」

俺はどっちを信じればいい？

Aか？それともあの女の子か？

シンタローさんの胸ぐらを掴んだ時、気はすすまなかったが能力を使った。
ここにいる皆の心を知る為。何よりも、Aとあの子のどっちが本当のことを言っているのかを知る為。

だけど、

2人共、本当のことを言っていた。

〈私は何もしていないのに……どうして皆信じてくれないの……〉

〈私に痛いことをしたあのお姉ちゃんが怖い……〉

《皆、信じてよ……！》

「……っ……くそっ……！」

メカクシ団の皆の声も聞こえた。

〈あんな人、もう友達じゃない〉
〈最低……〉
〈一緒の部屋に居たくないな……汚れる〉

Aの言っていることが本当だったとしたら、あの子を傷付けたのは、エネさんが見せてくれたのは一体、誰だったんだ……？

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セトsideです。次も多分…セトさんが来てくれます…w

やっぱり「戦場のメリークリスマス」泣けr((