#7 理不尽師匠と出くわした ページ9
あっちゃんのヤバい叫び声を聞いた俺たちはすぐに庭の方に向かった そこには目回して鼻血出して投げられたかのようなあっちゃんが居た……正直ダセェ じっさまがなにがあったか聞こうとすると呑気な声で俺に話しかけるすごい険しい顔して正座してる亮悟がいた…なんで？
清弦「全くよぉ〜〜…久々に古巣に帰ってきたのに若い奴の教育が全然出来てねぇんじゃねぇかぁ〜〜！？」
じっさまが清弦かって聞いてる時に慎ちゃんに肩もみさせてんだけど 清弦はいつものかんじでまだくたばってなかったのかなんてじっさまに言ってた 婆やにもなんか言ってたけど そんで矛先が俺に向いた…
清弦「よぉ〜〜チビ助ぇ〜〜 てめぇは相変わらずチビのままだなぁ〜〜」
その言葉を聞き嬉しそうにする素振りを一瞬見せて星火寮からダッシュで逃げた 嘘だろおおおおおおおっ!!!何で!!?なんで清弦が星火寮にいいいっ!!! なんて考えてると後ろからおぞましい気配が……
清弦「チビ助てめぇ〜〜〜 ヒトの顔見るなり逃げ出すとはどういう了見だぁ〜〜〜〜〜!!?」
ろくろ「ぎゃああああああっ来たああああああっ!!!!」
清弦「止まれぇ〜〜〜!!スペシャル清弦コース喰らいたくなかったら今すぐ止まれぇ〜〜〜!!」
ろくろ「じゃあ止まったら何もしないんだな!!?」
清弦「今 止まればウルトラ清弦コースで勘弁してやるよぉ〜〜!!」
ろくろ「結局何かやるんじゃねぇかああああっ!!!!」
騒がしくろくと清弦が出ていった…じっさまが篤さんに何をしでかしたのか聞いてたけど
篤「あの目の下クマ野郎やってくるなり亮悟さんに説教はじめるわ！かと思ったらAちゃんに優しくするわ その後慎之介にマッサージさせるわ！挙げ句俺にジュース買って来いとかぬかして！断ったらぶん殴られたんだよっ!! その後Aちゃんが飲み物持ってきてたから状況は落ち着いたけど…」
相変わらずの理不尽ぶりをじっさまはなげいてその後に慎之介さんが清弦さんについて聞いていた
善吉「あ奴の名は天若清弦 一時期この町に配属されておった陰陽師で 何ちゅうかその…ワシの義理の息子にあたる」
A「亮兄大丈夫？」
亮悟「なんっ……とか……」
じっさまはそのまま清弦が繭良ちゃんの父親であることも明かしてた 篤さんと慎之介さんの顔を見るに似てないし年齢のことを考えているのは明白だ…確かに見た目若いもん 40代なのに
善吉「勿論腕も確かじゃぞ？清弦は”十二天将”の一人じゃからな」
篤「十二…なんだって？」
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←#6 久し振り
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜奈 | 作成日時：2023年3月8日 18時
