凹んでる ページ17
中也side
...昨日からAの姿を見ていなかった。
今日になって、俺はAを探した。
何時もだらだらとする時の執務室の横の彼奴の部屋にも、勿論執務室にもいない。
首領の処か？
太宰の執務室か？
姐さんの部屋か？
その何処にもいないし、何処でAの場所を聞いても、皆「今日は放っておいてあげた方が良い」と知っていそうな事を言いながら頑なに教えてくれなかった。
＿＿＿＿なら、自分で探すまでだ。
彼奴の居そうな処。
医務室、修練場、近所の公園、彼奴の自宅に至るまで。
俺はAを探した。
そうまでして、伝えなければならない様な急ぎの案件何てものは仕事をきちんとこなす彼奴にはない。
なら、何故探すのか。と聞かれたら、「Aが..俺の好きな奴が、泣いてる気がするから」なんて曖昧な勘でしか答えられないし、それ以上もない。
ただ、彼奴に
謝りたい。
彼奴がいる可能性が、一番低い場所にまで...たどり着いた。
それも中では誰かの悲痛すぎる叫び声まで響いている。
五月蠅いのが嫌いな彼奴の事だ。
こんな叫び出す奴が居たら、真っ先に殴るか蹴るかして、マフィアをやめさせるだろう。
俺は相手に気取られない様に気配を消して、一歩、足を踏み入れた。
その場所は
＿＿＿＿＿＿＿ポートマフィアの一時死体安置所。
其処は、大人数が一度に死んだ時か、少人数でも、上司が静かな場所での火葬までの安置を望んだ場合のみ使用される。
今並べられている死体袋は、全てAの部下のモノ。
一番成りたくない上司の部下が、一番生存率の高いという現実から。
この光景は珍しいし、何より。
嫌われていると思っている部下が見た時にはきっと卒倒物だろう。
目に入ったのはCDラジカセと此方に背を向けるA。
この気味の悪い叫び声はあのCDラジカセから流している様だった。
当の本人は声一つ上げていないし、魂の抜けたようにただ其処に座っていた。
俺はAの頭にぽんと手を置いてから隣に腰を下ろした。
「..なぁに趣味のわりぃモン聞いてんだよ」
どうか、Aに元の雰囲気が、軽口が、帰ってこいと期待を寄せて、気に入っていれば気に入っているだけ気に障る言葉を投げかけた。
『...君は失礼だね、本当に。』
返って来たのはそれだけだった。
その言葉だけ。
何処か不安そうな表情が今にも壊れそうに揺れる瞳が、どうしようもなく
＿＿＿＿＿＿俺の心を締め付けた。
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ましまろ(プロフ) - 駄作上手さん» すみませんありがとうございます……!!!!!!!私も楽しかったです!!! (2023年2月12日 13時) (
レス) id: b1e5bc5dab (このIDを非表示/違反報告)
駄作上手 - ましまろさん» ましまろさん‥すみません！！！とっても楽しかったし！見ててにやっとするトークを消させて頂きました！（あ、作者はスクショしてます）チャット‥禁止なので‥（あれはチャットだったのかな‥？） (2023年2月12日 1時) (レス) id: d00a338de4 (このIDを非表示/違反報告)
ましまろ(プロフ) - ……(名前を)呼ばれちまった喜びにｯｯｯ……(遺言) (2023年1月23日 7時) (レス) id: b1e5bc5dab (このIDを非表示/違反報告)
駄作上手 - 陵香さん» な、名前は‥‥呼ばれているのでは‥？すみません、解説お願いします！理解したらすぐ書くんで！！王様ゲームの方は承りました！！最高なんて‥照れちゃいます（（きもっ）ありがとうございます！嬉しいです！！ (2023年1月23日 1時) (レス) id: d00a338de4 (このIDを非表示/違反報告)
陵香 - あ“ー最高｡､､、 皆に王様ゲームとか 名前呼ばれだぁ”ぁ"ぁ"ぃ"！ 闇太宰さん好きだ､､(((急な告白許してﾁｮｯ (2023年1月22日 23時) (レス) @page42 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：駄作上手 | 作成日時：2022年12月19日 19時
