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HRも終わり下校の時間がきた。
今日は始業式ということもあって下校は早かった。
赤「A帰ろっか。」
「うん。」
下駄箱まで降り靴を履き替えながら京治と他愛もない会話をしていた。
「いった!!」
足の裏にチクッとした痛みがはしる。
赤「どうしたの?A!?」
京治が私の足を見る。
赤「…画鋲!!」
どうやら私のローファーの中に画鋲が入っていたらしい。
赤「誰だよ…こんなイタズラしたの。」
声だけで京治が怒っているのが確認できた。
赤「痛い?今とるから。」
足から痛みが消え画鋲が抜けたことがわかった。
「ありがと、京治。」
赤「次こんなことが起きたら危ないから俺が周囲をよく確認するよ。」
「うん、心強いね!ありがとう。」
やっぱり京治は頼もしいや。
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作者名:鹽音 | 作成日時:2016年4月12日 22時