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九井「おいっ、司は何処に消えた?!」






乱闘が終わり、相手を皆殺しにした頃には司の姿が消えていた。



気づいたとき、俺はその事実にこの上ないくらい焦燥した。




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蘭「三途ッ!!お前監視してなかったのかよ!?」



望月「GPS追うぞ!!三途、スマホ貸せ!!」


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呆然としている俺から、スマホを強引に奪う。




皆は、俺のスマホの画面を見てそれぞれ顔を見合わせた。




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万「何だ?アイツは今どこに居る?」





鶴蝶「……武蔵神社だ。」







まるで、運命が司を引き寄せたようだった。







万「そうか。今日は…6月19日だったな。」





ボソリと何かを呟くマイキーの肩を強引に掴み、俺は感情のまま叫んだ。



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三途「GPSがある限りアイツは逃げられない!!すぐに後を追うぞ!!」



万「駄目だ。」



三途「…は?」



万「今日、あの場所には元東卍メンバー幹部が終結する。」



三途「だったら何だよ!?まとめてスクラップにすりゃいいだろ?!」



万「駄目だ。」







マイキーの「駄目だ」の一点張りに、他のメンバーも驚きの表情を隠せていなかった。



意味が、わからない。




マイキーにとって佐野司は必要不可欠だろ。




三途「…ッ意味わっかんねぇよマイキー!!まさか司を手放すつもりじゃないよな!?!?」



万「あれだけクスリ漬けにしたんだ。アイツはもう長くない。」







マイキーの言葉を聞きながら、俺は何故か前にマイキーとした会話を思い出していた。







万「――…そんだけソイツの体を奪ってもこれっぽっちも満足できねーんだもん。」





そうか。司を犯して自分のものにしてしまっても


それでもマイキーは足りなかったんだ。


もっともっと、深い意味で司を自分に堕としたかったんだ。







万「……三途、これ司に飲ませろ



一気に飲ませるなよ。俺の言うタイミングで定期的に飲ませる。」





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”これだけしても手に入らないなら、いっそこの手で”

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太陽 - みんなが幸せな未来を読んだとき涙が止まりませんでした。本誌もこうなったらいいのに、、、 (2022年6月3日 22時) (レス) @page39 id: ee08862b1e (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - えっ!待って好き!とりあえず好き (2021年9月25日 1時) (レス) @page35 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
こうすけ - 作者さん天才かな?これ程まで自分の好みドストライクなものにはじめで出会いました。ありがとうございます、更新頑張ってください (2021年9月23日 23時) (レス) @page35 id: d00dc0a5fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年9月16日 22時

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