41.タイムリープ成功 ページ3
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花垣武道side
千冬「おーい、タケミっち?聞いてんのかよ」
武「……っ!」
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司くんと手をつないだ後、いつもの感覚が迫ってきて…
僕は、過去に戻れたんだ。
やっぱりトリガーは司くんだったんだ!
千冬「おいってば」
武「っあ、おう。すまんすまん。何の話だっけ?」
千冬「だーから、この間の集会の話だよ。
…司、マジで抜けんのかな。東卍。」
武「……!!」
千冬「確かに、血のハロウィン事件の後の東卍…荒んでるもんな。
マイキーくんもずっとあの調子で何考えてっかわかんねぇし。」
武「千冬!オレちょっと今から司くんのとこ行ってくる!!」
千冬「は?!おま…ちょっと待てよ!!」
このままいくと、司くんは東卍を抜ける。
阻止しなくちゃ!!
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『…タケミっち?』
司くんの家である弁当屋へ向かうと、店番をしている司くんが居た。
…あれ?この頃の司くんって、こんなに痩せてたっけ…?
なんか、俺の知ってる司くんとは少しズレがある。
武「司くん。東卍、抜けるんスよね」
『あー…そうだね』
武「司くんは、今のマイキーくんの状態をどう思いますか?」
『どうって…そんなの僕に聞いてどうすんの?』
司くんはマイキーくんの話題を避けたいようで、露骨に体を僕から背けた。
武「マイキーくんは司くんが必要なんです!
司くんが居れば東京卍會は絶対に良い方向に向かうはずです!」
『ごめん。もう決めたことだから。』
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司くんは、もう東卍から抜けることを決意しているんだ。
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武「司くん、少しお話があるんですけど…聞いてもらえますか?」
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太陽 - みんなが幸せな未来を読んだとき涙が止まりませんでした。本誌もこうなったらいいのに、、、 (2022年6月3日 22時) (レス) @page39 id: ee08862b1e (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - えっ!待って好き!とりあえず好き (2021年9月25日 1時) (レス) @page35 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
こうすけ - 作者さん天才かな?これ程まで自分の好みドストライクなものにはじめで出会いました。ありがとうございます、更新頑張ってください (2021年9月23日 23時) (レス) @page35 id: d00dc0a5fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平 | 作成日時:2021年9月16日 22時