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A「ポートマフィアを中心に…渦を巻くように発生してる…？」
森「そう、まるでヨコハマを渦で沈めてしまう様に綺麗な渦を巻いている。いや、正確に言えば…"ポートマフィアを沈める様"…かな？」
中也「渦の発生地点は全てポートマフィア付近…最初の目撃証言から最後の証言迄、可也の時間が経っている…此れだけの時間があればヨコハマ全体に広げる事だって出来る」
A「つまり、敵の狙いはポートマフィアって事か…」
森「二人には此の異能事件について捜査して欲しいんだ。特に、Aちゃんの異能力は妖術が使えるらしいね。」
A「妖術と云っても大したことは出来ないよ？猫達の群れを操ったり、化かしたり程度だし…妖術よりも普通に猫又少女を使った方が強いと思うよ？」
小首を傾げて、ぽっと右手から青い火の玉を出して見せる。
森「猫達を操れるなら、ポートマフィア付近に放って情報を探る事も出来るね。此れから１週間程度放っておいてくれないかい？」
A「任せて！」
火の玉を消し、代わりに其の手を口元に持っていく。
大きく息を吸い込むと、次に吐き出されたのは少女とは思えない程大人びた歌声だった。
"仔猫の声に母親は 応えねばいけないと 口を開いて歌い出す 出たのは声でも歌もなく
空洞からの風の音
仔猫は応えて集い出し けれど其処には何も無く 願えど叶う事は無し"
歌い終わると、辺りには猫が集まりだした。
文字列が広がり、一匹、一匹と増えていく。
A「…そろそろ良いかな」
Aが指を鳴らすと、文字列が桜の花弁となって消滅した。
A「…じゃあ、命令。此の建物付近を１週間捜査して。渦を見付けたら私を呼ぶ事。後、其の渦には入らない事。もし入りそうになった場合も私を呼んで。」
猫達がAと目を合わせている。其の光景に中也は驚きを隠せず、目を見開いていた。
A「後…そうだ、目立たないようにして。猫だし目立つような事は無いだろうけど…敵が誰なのか検討も着いていない以上、少しでも気付かれたら危ないからね。」
猫達に指示を出していくA。猫達が居るだけで、何時もと変わらない筈の首領室。
A「嗚呼、最後に一つ」
空気が急に変わった。同時に、心なしかAの目付きも変わった様に見える。
A「…逆らうな。以上」
冷たい空気。普段のAと違う、突き放した言い方。
猫達が一斉に消えた。
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無神氷狐龍��(プロフ) - かなさん» ありがとうございます！外に出れなくて暇なので更新スピード上げれるかなぁと思います(о・ω・о) (2020年4月13日 19時) (
レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 池田屋の高速槍のところが好きです！これからも更新頑張ってください(^-^)ゝ゛ (2020年4月13日 18時) (レス) id: 720c3d5113 (このIDを非表示/違反報告)
中原氷狐龍(プロフ) - ガールガールさん» 外行ってくるからよろしく☆ｷﾗﾝｯですからねwww (2019年6月20日 22時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
中原氷狐龍(プロフ) - kuroさん» 頑張りますよっ！！ (2019年6月20日 22時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
中原氷狐龍(プロフ) - Earthさん» はい！頑張りますね！ (2019年6月20日 22時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
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