【新テニ】1番コートのマネージャー!?

丸井「21話だろぃ♪」 ページ24

白石「大丈夫かっ!?」

幸村「異常はないようだったけど…」

不二「A…」

みんな、心配そうな顔をしていたが気にならなかった

ただ、確かめたくて。

貴女「不二、ちょっと相手して」

白石「何言ってるんや!!今は安静にしとき!!」

貴女「うるさいなぁ!!大丈夫だから!」

不二「……わかった」

幸村「不二君!?」

不二「何かあるんだろう?」

やっぱり、不二はわかってくれてる

コクンと頷くと私はコートに向かった

〜コート〜

いざラケットを握るとなると…怖い

でも、確かめなくちゃ。

ギュッと固く目をつぶって、ラケットを握った

でも…

何もおこらない。

……何も変わらない。

その瞬間私の中の何かが弾けた

貴女「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

「「「!!!?」」」

貴女「い、いないっ!!消えちゃったぁっ!!!」

皆が焦っているのはわかんなかった

ただ、ただ悲しくて。

すると、幸村くんがだきしめてくれた

幸村「何があったかは分からないけど…大丈夫だよ。だから泣かないで」

そう言われたのは初めてだった。

貴女「いっ、今だけは、泣かせてっ…」

幸村「…うん」

その後、私はコートで泣き崩れていた

泣き止んだのは夕食の放送がなった時だった

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