美しい声 ページ3
赤司said
高校初日の日。
僕は人混みの中に行くのが少し抵抗があったため、少し早くに学校に行き1番に教室にたどりついた。
僕の席は窓側の1番後ろの席だ。
とてもいい席だと思っていたのだが窓側のせいか人の声で少々うるさい。
…いや異常にうるさい。
なにかがあるのだろうか?と少し不思議に思っていたら
「汚い」
と、美しい女の声が聞こえた
その声に気になり窓の方に視線をうつすと
美しい女性が目にはいった。
どうらやあちらもこっちの方をみているらしい
その美しく可憐な姿に目が離せなくなっていると彼女は急にいなくなった。
どこへ行ったのかを考えていると不意に
「ねえさっき私のこと見てた?」
と、先程の美しい声が僕の後ろから聞こえてきた。
赤司「ああ。少し君に見惚れていてね。不愉快だったかい?」
「いえ、別にいいのよ。でも見惚れなんて…うふふ」
赤司「君だって見ていただろう?」
僕の言葉を聞き彼女は微笑んだ。
今思えばあの時から君に堕ちていたのかもしれない。
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作者名:sinosan1006 | 作成日時:2017年8月20日 20時