捨てられ少女はレディース暴走族の総長に【東京卍リベンジャーズ】【佐野万次郎】 (ページ7)

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6、総長ページ7

ﾌﾞﾛﾛﾛ

たくさんのバイク音が止まった。

蘭「あ！いた！！リュウガ！ヒョウ！」

百「もー！今日は大事な総会ってリュウガが言うから急いで集まったのにー!」

瑠「こんなところで何道草くってるの？”総長”。」

百合會の幹部がA目掛けて階段からおりてくる。

壱番隊隊長胡蝶蘭

弍番隊隊長織原百樹

参番隊隊長鈴屋瑠夏

百合會はこの3つの隊に10人ずつ配属されている。

総勢35人の小規模とも言えるグループ。

そして今、この場に35人が集まった。

『あらま。あんたら来てもーたん？』

「だからさっさと行くって言ったんだよ。」

ﾊﾞｼﾝｯ

『痛っ。』

「本当に総長なんだ…」

マイキーは静かにAを見た。

蘭「ってか、何してるのー？速く行くよ！」

そう言うのは蘭

瑠「総長が遅れるとか有り得ない。私、そこまで暇じゃないのに。」

イライラしながらこちらを見つめる瑠夏

百「ヒョウも早くリュウガ連れてきてよー!」

ぷんぷん可愛らしく怒っている百樹

「さっさと誤りな。A」

そう言われたAはニコッとした顔でこう言った。

『百合會の総長はうちやん？ほんならうちがルールよなぁ？』

「はぁ…。また言ってるよ。」

その言葉にここにいる全員が頭にハテナを浮かべた。

たった1人を除いて。

「そうだよなー!総長の言うことは絶対だよなー!」

『おっ！あんた物分かりいいねぇ！』

「俺、マイキー。東卍の総長。よろしく！」

『私はA！リュウガでもいいよ!よろしく！』

私達は握手を交わした。

「「はぁ…何やってんの。」」

そして、今日も総長に振り回される副総長。

「お互いに苦労してるな。」

「ほんと。」