検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:101,840 hit

5、東京卍會 ページ6

「ってか!!ちょっと!A!」

『んー?』


私は雪に肩を組まれて後ろを向きながらコソコソと耳打ちをされた。



「こいつらってここら辺を仕切ってる東卍じゃない?」

『えっ!うそっ!ほんま!?』



大きな声を出して後ろを振り返れば話しかけてきた男が頭にはてなを浮かべていた。



その腕にはしっかりと東京卍會と金の刺繍が入っている。



『…。ここで喧嘩はまずい?』

「まずい。隙を見てにげるよ。」

『…。逃げんのはやだ。』

「何言ってんのよ!今じゃないでしょ!」



「ねぇねぇ!君たちさ、百合會の人だよね?」



コソコソしていると後ろから声をかけられる。



私は振り向いて声をかけてきた前髪を上げている男性に近づくと口を開いた。



『そうやけど。なに?』

「いや、百合會って女も入れるんだと驚いてさ。」

『は?』



そりゃレディースグループだから当たり前だろとか思いながら話を聞く。



「トップのリュウガとヒョウに会いたいんだけど。」



その言葉が発されて私達は首を傾げた。




『私がリュウガ』

「私がヒョウ」



「……え?」



「「はぁぁぁぁ!?」」




2人の言葉に全員が動揺が隠せなくなった。



「おいおい!男じゃねぇのかよ!」


騒がしい中、私に身長の高いイカしたタトゥーを頭皮に入れている男がこちらへと寄ってくる。



「それ以上近づくな。」



だが、ある一定の距離で雪が私の目の前で男を止めた。



そして何故か聞こえるたくさんのバイク音




『初めまして。東京卍會の皆さん。うちは百合會総長の龍牙嶺 A!以後、お見知り置きを。』

6、総長→←4、喧嘩



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
202人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年9月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。