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Wartime Karriere18 ページ20

食堂に向かう途中といい、兵士の態度といい、何かと見る目が違うことに気がついた。

「あぁ、いってねぇ」
「…なぜ」
「必要ねぇだろ」
「性別不詳か…まぁそのほうが楽か」
「むしろ女に言い寄られて困る方だな」
「めんどくせぇよ…」
「男にいい寄られるよりはいい」
「ん?」
「いや、何でもない」
「そうか」

その後は副兵士長となるための訓練や、書類の書き方などをリヴァイに教わった。

「すごいねぇ、もうこんなに覚えたのかい?」
「うん、リヴァイが教えてくれたから」
「君は、リヴァイといると兄弟みたいだね」

ハンジの言葉にAは首をかしげた。

「なんでだ?」
「うーん…なんか、雰囲気がね、そっくりなんだよ。なかなか最初はリヴァイも人を寄せ付けない雰囲気とか消えなかったからね」
「リヴァイが?」
「あれ?そんなに意外なの?今でもそんな感じだけど」
「だからこそ。リヴァイが人を寄せつけることが想像できない」
「あー、なるほどね。君は立体起動が素晴らしいよ。リヴァイも全員から注目されていた。まぁ、性格が幸いして人が寄ってこなかったけど…Aは女の子から人気があるみたいだしね」
「何で女?」
「ん?そりゃ君がかっこいいからだよ」
「僕…女」
「あーそうそう…え!?女の子!?」

おどろくあまりメガネがずれたハンジ。

「リヴァイが言わなかっただけ」
「…そ、そうなんだ。これって…」
「めんどくさいから黙ってて」
「あ、うん」
「ハンジ」
「なにかな?」
「僕のこと、怖くないのか?」
「なんで?

Aはマフラーをぎゅっと握りしめた。

「僕は地下街で数えきれないほどの人を殺した。リヴァイは窃盗はしたけど殺さなかった」
「でもAのおかげで大勢の人が助かったんじゃないかな?」
「わからない」
「私はね、Aは怖くないよ?だって、人のために動いていたんだから」
「…正直、今でも地下街に帰りたいと思う。今まで目にかけてきた子供を見はなすことはしたくない…でも、もういないけどファーランやイザベルたち含め、家族とは離れたくなかった」
「そっか…ちょっと悪いことしちゃったね」
「でも、いい気もする」
「なんで?」
「これから、地上全部の人を助けられるんだから」
「!…それも、Aのがんばり次第かな?」
「わかってるよ、ハンジ」
「うん、やっとリヴァイと変わらない話し方になってくれたね」
「あ、えっと…」
「みんなにも、そうすればいいんだ。今みたいにね」

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ミレン(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます!頑張らせていただきます! (2017年1月25日 7時) (レス) id: b76c4cbd4b (このIDを非表示/違反報告)
カリン - 本当に楽しい作品です!頑張って下さい (2017年1月24日 23時) (レス) id: 156ef3ff5c (このIDを非表示/違反報告)
ミレン(プロフ) - お気に入りの登録してくださった皆様、ありがとうございます!決してなりすましではありません;;w心の底から目を腐らせてしまったことへのお詫びと、見てくださった感謝を申し上げたいと思います。 (2015年11月24日 23時) (レス) id: dbdaa525d4 (このIDを非表示/違反報告)
未恋ハンジ(プロフ) - ここに何かコメントおいてってくれると駄作者が犬のように喜んで駆けずり回ります☆ (2015年8月23日 16時) (レス) id: e4550b7e27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御煉 | 作成日時:2015年8月22日 23時

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