俺が好きなのは、お前だけ。゜*２*゜。　【名前変換ｵﾘｼﾞﾅﾙ】

＊第27話＊　信じられない出来事 ページ8

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あれからいっぱい走った。

運動部でもないのに、いっぱい走った。


……なのに。


「A――――――っ！！！！！！」


追いかけて来るのは何故っ！！？


「何でぐるのよぅっ！！」


涙で詰まる声には、くぐもりが入る。


「何で泣いてんだよっ！？

何で逃げんだよっ！！？」


「泣いでないじ、逃げでなﾞいっﾞ！！」


「待てって！！」


＜ガシッ＞

という音と共に、私の腕が（人２）に掴まれる。


…やっぱり男子に持久戦では敵わないか…っ


「何で泣いてるんだ？

俺……お前になんかした？？」


真剣に聞いてくる（人２）の瞳に、

私の口は簡単に教えるのを許してしまった――…。


「ちが…っ。

だって…（人２）ってば女の子とキスしｔ…」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾁｭ。


「っ！！！！！！！！！！？」


私の唇に、柔らかいモノが触れた――…


＜パンっ＞


怒った私は、（人２）の頬を思いっきり引っ叩く。


「……見くびんないで！！

……（人２）は…そんな事しないって信じてた……」


私は（人２）にそう吐き捨てて、

その場を後にした。

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