story22 ページ24
.
えーこちらAです。
突然で申し訳ないのですが、現在獄原君と追いかけっこ中です。
「桜井さん…どうして逃げるの…？ゴン太は虫さんの良さを分かってもらいたいだけなんだよぉ…？桜井さん…虫嫌いなの？」
やっべぇ、めっちゃ怖いですけど！
「虫さん嫌いじゃないけど、どっちかというと爬虫類の方が好きですぅぅ！」
しばらくすると獄原君から逃げ切った。
あの獄原君から逃げ切るって私天才じゃね！？
超疲れてるけどね…
私は部屋に戻った。
てかこの後どうしよう。
星君の動機ビデオを持ってるのは私。
真実を伝えるべきか…
嘘をつくべきか…
きっと、真実を伝えた方が良いんだろう。
その真実を乗り越える事に意味があるはずだ。
してもな…
どうやって伝えようか。
そんな事を考えていると、玄関のチャイムが鳴った。
「よう、桜井。今、時間あるか？」
え、星君？
もしかして私が星君の動機ビデオ持ってること知ってる感じ？
こんな早かったっけ…？
「うん。今は暇だよ。どうしたの？」
「人に聞かれるのはあまり好ましくない。部屋入っても良いか？」
「どうぞどうぞ。」
今、星君の命を握ってるのは私だ。
私の言葉一つで人の命が消えるかもしれない。
「それで、本題なんだが…お前、俺の動機ビデオ持ってるだろ？俺に、見せてくれないか？」
「何で私が持ってるって分かったの？…って聞きたいところだけど、どうせ王馬君でしょ？」
「その通りだ。」
「あのショタ野郎めぇ…まぁ、良いや。何で動機ビデオを見たいのか教えてよ。」
「そこに…俺の生きる理由があるかもしれないからだ。例えそれが動機になるかもしれなくても、俺が自分の生きる理由が知りたい。」
「…星君が誰の動機ビデオを持ってるか教えてくれたら、星君の動機ビデオを見せるよ。」
「…俺が持ってる動機ビデオはあんたのだ。」
やっぱりか…
どーせ何も写ってないんだろーなー
むしろ知り合いが居たら怖いわ。
「そっか。はい、じゃあ約束通り星君の動機ビデオあげる。」
「あんたの動機ビデオはどうする？このまま交換でも良いが…」
「どうせ何も写ってないだろうし、別に見なくて良いや。」
「…！！あんた、何でそんな事決めつけるんだよ。それは…生きる理由が無いのと同じだぞ！あんたは、何で平然とその事実を受け入れられるんだ！！」
星君が珍しく声を荒げた。
それ程までに、生きる理由が大切なんだろう…
私が、星君に生きる理由を与えてみせる！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクヤ(プロフ) - まさかの夢主と推しが同じだった件。真宮寺君尊いよな。わかります。 (2020年12月17日 16時) (
レス) id: 2a6718bdf6 (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - (*'▽'*)さん» 今回のダンロンってやけに顔面偏差値高いですよね…くうぅ、尊いよ！ (2020年3月21日 16時) (レス) id: 77ee6a950b (このIDを非表示/違反報告)
(*'▽'*) - シスコン野郎(褒め言葉)の犯行は食い止めずらそうだネ… 前までおうまくん好きだっけド、この小説読んでから天海くん推しになりましたー！天海くん意外とかっこいいネ！ (2020年3月18日 22時) (レス) id: 872ef22a4c (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - (*'▽'*)さん» 猫の本を見てニヤニヤする星君を想像したら私がニヤニヤして来ましたw (2020年3月16日 14時) (レス) id: f82d60aa5a (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - マーシャさん» ありがとうございます！ (2020年3月16日 14時) (レス) id: f82d60aa5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Evel | 作成日時：2019年11月4日 17時
