story21 ページ23
.
「おはよーAちゃん！あれ、どうしたの？その頬の傷。」
「王馬君、おはよう。朝から元気だねーこれは転んだ時に机の角で切っちゃったの。」
食堂に向かう時。
王馬君とばったり会った。
「へぇーてっきり誰かに殺されかけたのかと思ったよ！Aちゃんを殺そうとした奴が居るなら俺が直々に倒しに行っちゃおうかなー！」
「王馬君は相変わらずだねー大丈夫、そんな人は居ないよ。」
「にししっ！Aちゃんも中々だね！」
食堂に到着し、しばはくすると全員集まった。
まぁ、正確には全員じゃないんだけど…
春川さんとかね。
その後は、夢野さんと夜長さんがマジカルショーを開くって話をした。
夜長さんの洗脳タイムは直で見ると恐ろしい…
「Aちゃん！？どうしたの、その傷！！」
「あ、楓ちゃん。昨日、転んで怪我しちゃってさーでも大した事ないよ！」
「もー！女の子なんだから顔に傷作っちゃ駄目じゃん！」
個人的には勇者とか騎士っぽくて少しカッコいいと思ってる。
べ、別に厨二病とかじゃないんだからね！
「私は厨二っぽくてカッコいいと思うよ！」
白銀さん…君もそっちの人間か…
「怪我といえば、真宮寺君も少し痣みたいなの出来てない？顔隠れてわかりづらいけど。」
振り向くと真宮寺君が居た。
うわやっべぇ、めっちゃこっち見とる！
「図書館で本を取ろうとしたら、本が顔面に落ちてきてしまったんだヨ。」
その痣、天海君がぶん殴った時のやつか。
「そっか。皆気をつけてね！それじゃあ、最原君と待ち合わせしてるから私行くね！」
「うん、バイバイ！」
リア充めぇ…
あ、てか今真宮寺君と二人っきりじゃん。
ヤバいじゃん。
「ねェ。」
逃げようと思った瞬間、声をかけられた。
「は、はい。ナンデショウカ。」
「大丈夫。僕はもう君を攻撃しないヨ。」
「え…あんなにお姉さんの友達にしたがってたのに…急にどうしたん？」
「桜井サン…いや、Aさんには『僕の』友達になって欲しいんだ。…駄目？」
「駄目じゃないよ。けど、よくお姉さんがそれを許したね。なんとなくだけど、真宮寺君の中にお姉さんの霊がいるんでしょ？」
「そうだヨ。姉さんを怒らせてしまった…けど、君は『僕が』友達にしたいと思った初めての女性なんだ。姉さんも渋々承諾してくれたよ。」
「そ、そっか。えっと、よろしくね？」
「うん、よろしく。」
一件落着なんだけど…
なんだろう、この違和感。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクヤ(プロフ) - まさかの夢主と推しが同じだった件。真宮寺君尊いよな。わかります。 (2020年12月17日 16時) (
レス) id: 2a6718bdf6 (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - (*'▽'*)さん» 今回のダンロンってやけに顔面偏差値高いですよね…くうぅ、尊いよ！ (2020年3月21日 16時) (レス) id: 77ee6a950b (このIDを非表示/違反報告)
(*'▽'*) - シスコン野郎(褒め言葉)の犯行は食い止めずらそうだネ… 前までおうまくん好きだっけド、この小説読んでから天海くん推しになりましたー！天海くん意外とかっこいいネ！ (2020年3月18日 22時) (レス) id: 872ef22a4c (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - (*'▽'*)さん» 猫の本を見てニヤニヤする星君を想像したら私がニヤニヤして来ましたw (2020年3月16日 14時) (レス) id: f82d60aa5a (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - マーシャさん» ありがとうございます！ (2020年3月16日 14時) (レス) id: f82d60aa5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Evel | 作成日時：2019年11月4日 17時
