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「痛っ…」
「桜井さん！！」
砲丸が腕に当たったようだ。
頭に当たってたら死んでたな、私。
「私は平気だよー」
「平気じゃないっすよ！当たり所が悪かったら死んでたんすよ！？俺を庇って死ぬなんて…俺が許さないっす。それに…女の子なんだから、もっと自分の体を大事にしてください…」
「ごめん…でも大丈夫、生きてるよ。」
天海君は怪我した所を優しく包み込み、今にも泣きそうな顔で言った。
真面目なシーンにごめんね？
今ね、顔面偏差値高いお方にイケボで腕握られながら心配されてんのさ。
それがどれだけ嬉しいことか！！
分かりますかね、皆さん！
こんなふざけた事考えていると、正面の扉が勢い良く開かれた。
「えっ、天海君にAちゃん！？」
「なんで二人も…」
「おい！こいつらが首謀者なのか！？」
殺人は起きなかったけど、その後の事を考えてなかった…
めっちゃ疑われるやつですな、これは。
「ちょっとー！せっかく殺人が起きそうだったのに何で邪魔するのさ！そういうの困るんだよね、桜井さん！！」
「モノクマ…ってか、殺人が起きそうだったって事は、あの砲丸は誰かが意図的に落としたって事だよね？それ言っちゃうんだ。」
「あっ…(汗)そ、そんな事よりモノクマーズ！全員図書室に集めろ！」
モノクマの招集により全員が集まった。
「えータイムリミットの話は嘘なんで、皆殺しにはなりませーん…はぁーつまんないの…」
「え、嘘？ゴン太達助かったの？」
「そうみたいだね。で、詳しいことを教えて欲しいんだけど？あんた達は何で図書室に居たのかとかさ。」
「えぇ、そうね。あと桜井さん、怪我しているみたいね。手当てするわ。」
「ありがとう東条さん。とりあえず、私と天海君が図書室に居た理由とか図書室で何があったのとか話すよ。」
「桜井さん、全部俺が話すっす。だから桜井さんは安静にしててください。」
「わ、分かった。」
天海君は図書室に居た理由を『隠し扉を見つけたから首謀者を捕まえようと思った』とだけ伝え、図書室で起こった事を事細かに伝えた。
楓ちゃんと最原君も自分達がやろうとしてた事を話した。
「天海君と桜井さんの話を聞くと二人共首謀者と疑う理由は少ないんだよね…」
「それより、本棚の前に僕らをおびき寄せて殺そうとしたのは誰っすか？」
天海君の声は怒っていた。
そりゃ、自分が殺されかけたら怒るよな。
けど私は知っている。
誰が何の為に殺人を企てたのかを。
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サクヤ(プロフ) - まさかの夢主と推しが同じだった件。真宮寺君尊いよな。わかります。 (2020年12月17日 16時) (
レス) id: 2a6718bdf6 (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - (*'▽'*)さん» 今回のダンロンってやけに顔面偏差値高いですよね…くうぅ、尊いよ！ (2020年3月21日 16時) (レス) id: 77ee6a950b (このIDを非表示/違反報告)
(*'▽'*) - シスコン野郎(褒め言葉)の犯行は食い止めずらそうだネ… 前までおうまくん好きだっけド、この小説読んでから天海くん推しになりましたー！天海くん意外とかっこいいネ！ (2020年3月18日 22時) (レス) id: 872ef22a4c (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - (*'▽'*)さん» 猫の本を見てニヤニヤする星君を想像したら私がニヤニヤして来ましたw (2020年3月16日 14時) (レス) id: f82d60aa5a (このIDを非表示/違反報告)
Evel(プロフ) - マーシャさん» ありがとうございます！ (2020年3月16日 14時) (レス) id: f82d60aa5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Evel | 作成日時：2019年11月4日 17時
