声 ページ32
貴方side
貴「…貴方は…だれ?…」
アル「僕はアルミン・アルレルトです。A兵長ですよね?今助けますミカサはエレンを頼む」
ちょっ
ミ「わかった。A兵長、エレン。今助けるから」
ちょっと、
貴「…い、いいかげんにしてええええ」
私は力一杯叫んだ。
アル/ミ「!?」
貴「私はいいから早くエレンを助けてあげて」
アル「それはどういう…ッ!」
私には外の現状がわからないが、ベルトルトがエレンを連れてライナーの手から出た。
そして攻撃しようとしてるのはわかった。
貴「やめて!傷つけないで!話が違う」
もうこれ以上傷つくのを見たくないよ。
すると動きが止まり再びライナーの手の中に隠れた。
ミ「エレンを返せ!」
?「大丈夫か?」
たくさんの人も来た。
おそらくエレンと同じ104期生の子たちだろう。
ベルトルトを説得しているのがわかる。
エレンはその中で脚を使って手の中から出ようとしている。
べ「エレン、暴れるなって」
みんながみんなそれぞれに。
貴「…」
するとそんな私に話しかけてきた人物がいた。
アル「A兵長」
アルミンだった。
貴「…」
私は黙った。話したくなかった。
アル「静かに聞いてください。A兵長はおそらく、脅されているんですよね。さっきの話が違うという言葉。あれは僕たちを守るためなんですよね?」
貴「ッ!」
アル「人質になれば調査兵団たちを傷つけない…とか?」
なんでアルミンはわかるの?…
貴「…」
アル「…もし僕の考えがあっているのなら、A兵長は本当にこれでいいんですか?」
貴「…」
アル「A兵長は、他の人のことを考えないで今、本当はどうしたいのですか?…」
そんなの…そんなの決まってる。
貴「…ッ!私はっ!調査兵団のみんなと生きて一緒に帰って、できることなら、リヴァイに謝りたいっ。でも、そんなこと…できないんだよ…」
アル「A兵長…」
うう…。
?「ほぉ、それがお前の望みか」
えっ…この声って…まさか…
貴「リ、リヴァイ…?」
アル「リヴァイ兵長!?」
貴「…なんでここに…」
リヴァイがいるだなんて。足の怪我は?…
リ「そんなことはどうでもいい。A、謝るんだろ?だったらそこからさっさとでてきて謝れ」
そんなこと聞かれるとすぐこれだ。
貴「出ることはできない…」
リ「てめぇは俺がこんな巨人にやられると思ってんのか?」
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つーぼ - とてもいい作品だと思いますが、最新はまだでしょうか? (2021年4月7日 13時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2017年6月17日 22時