調査兵団 ページ2
リヴァイside
エル「なぜ入れようと思った?」
?「私の勘です。それに、彼は独学で立体機動術を学んだんでしょう。それほどの良い人材は他にいません。エルヴィンもそう思っているんでしょう?」
なんだこいつ。勘だなんて。
そしてエルヴィンが俺の前に来て言った。
エル「君の名前はなんだ」
リ「……………リヴァイ……」
エル「そうか。リヴァイか。わかった。では取引をしよう」
取引だと?
エル「君が調査兵団に入ればこの罪は伏せてやろう。入らなければ憲兵団にお前達を差し出すだけだ」
リ「……わかった。調査兵団に入ってやるよ…」
こんな絶好の機会を逃すわけにはいかないだろ。
エル「ではA、面倒見てくれるな?」
?「わかった…」
あの女はAと言うのか。
お前がエルヴィンに調査兵団の提案を出してくれたおかげで俺は殺す隙をうかがえる。
A「ほら、もたもたしないでいくよ…」
イ「おいちょっと、あんたの名前!聞かないと呼びにくいじゃんか」
A「…はぁ。あんまり初対面の人には教えたくないんだけど仕方ないか。Aだよ。好きに呼びな」
フ「えーと、」
A「なんだ」
フ「な、なんでもありませんっ!」
リ「…」
こいつは名前を全部は教える気ないな。
まあ、別にエルヴィンを殺すのに支障はないか。
A「…」
「リヴァイだ」
「イザベル・マグノリア。よろしく頼むぜ」
「ファーラン・チャーチ。です。」
そして俺たちは調査兵団になった。
面倒を見るのはやはりこいつか。
Aというやつ。
A「挨拶は終わったか?部屋に案内する」
そして俺たちはAに兵舎を案内された。
イ「俺もここで寝れるのかー」
A「馬鹿?あなたは違うわよ」
イ「えー、俺もここがいいー」
イザベルが部屋の不満に対して叫んでいる。
そして俺は埃がないか確認した。
かなりの埃があった。
なんだこの部屋。
リ「…っち。おいこの部屋」
俺は文句を言おうと思ったが言葉を妨げられた。
A「悪いわね。こんな汚いところで。掃除は自分たちでして」
リ「…は?」
A「リヴァイだったかな。君、潔癖症でしょ?地下街の時のナイフ、綺麗に磨いてあったもんね」
こいつ、あの一瞬の戦いでナイフまで見たっていうのか!?
A「ってことで私は帰る。妙な真似はしないでね」
そう言ってAは出て行った。
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つーぼ - とてもいい作品だと思いますが、最新はまだでしょうか? (2021年4月7日 13時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいにゃー | 作成日時:2017年6月17日 22時