36 助けて ページ38
貴「んっ…」
あれ、わたし…
どうしてここに…
そっか、私、連れ去られたんだった。
貴「寒い…」
助けて、リクオ…
会いたいよ…
貴「…」
「目が覚めたようね。」
貴「お姉ちゃん…」
沙「来なさい」
貴「来なさいって…どこに…」
沙「ついてこればわかるわ」
貴「…」
私はついていくことにした。
玉「やあ。待っていたよ。」
貴「玉章…」
玉「君に見せたいものがあってね。これを見てくれ…」
それは綺麗な着物だった
貴「これ…」
玉「もうすぐ儀式が始まるんだよ」
貴「儀式?」
玉「ああ、そうだよ。君と僕の婚約の儀式がね…」
貴「!?いやよ!私そんなの絶対着ないから!」
玉「聞き分けが悪い子は嫌いだよ…君には絶対着てもらうよ…」
髪「失礼します。玉章様侵入者が…」
玉「ちょうどいい、A、君に見せたいものがある」
貴「ちょっと!」
玉章は私の手をひっぱり、どこかに向かう
貴「いや!離して!」
玉「見てて…君にいいものを見せてあげるよ。」
そういいながら、刀を出した。
妖1「玉章様だ」
妖2「玉章様!」
玉章は刀で妖怪2匹を刺した
貴「っ!!なにを!」
玉「ただちょっとお仕置きをしただけさ。」
貴「…!あれは…牛頭!馬頭!」
牛「A!」
玉「おしゃべりなやつらは嫌いでね。こいつでちょっとお仕置きをしたのさ。」
牛「魔王…召喚…」
玉「ふふ、君たちにも見せてあげるよ。この刀の力をね…」
貴「!やめて!2人に手を出さないで!」
牛、馬「わあ!!」
貴「牛頭!馬頭!」
玉「さあA、戻って婚約の準備だ。」
貴「嫌って言ってるでしょ!!」
玉「っ!まだ足掻くか!どうやってでも、僕の言うことを聞いてもらう!!」
貴「…っ助けて…リクオ…」
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ハルル - この小説を読んでみてとても面白いです。早く続きが読みたいので、更新頑張ってください。応援してます。 (2017年8月14日 14時) (レス) id: 4e10d5168c (このIDを非表示/違反報告)
まるに - 面白いです!更新頑張って下さい (2017年5月16日 23時) (レス) id: 8235144f4c (このIDを非表示/違反報告)
あっち(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2017年5月8日 19時) (レス) id: 692fe412a6 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎の夢(プロフ) - りんさん» ありがとうございます! (2017年4月3日 23時) (レス) id: c0ac43d08e (このIDを非表示/違反報告)
りん - 楽しみにしてます (2017年4月3日 21時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陽炎の夢 | 作成日時:2017年3月30日 20時