【ぬら孫】奴良リクオの許嫁

29 誘拐 ページ31

翌日




リ「もう、いつまで怒ってるの？」




貴「…ﾌﾝ」




リ「仕方ないだろ？Aの為なんだよ？」




貴「…」




リ「……わかった。ずっとそうしてなよ」




リクオは部屋から出て行った




貴「……っ」




リクオ…っ






酷いよ…っ




なんで分かってくれないの？



貴「バカっ」




私は、部屋から出て、外に行った




貴「はぁ…っ…！！」




妖気を感じる！




貴「誰…！？ん！？」




後ろから口を手で抑えらせた




貴「ん〜！！」




「大人しく着いてくるなら何もしないぜよ。」




貴「……っ！犬神…っきゃ！」





犬神は私を横抱きをして、どこかへ向かう






着いたのは、浮世絵中学校の旧校舎




犬「ここで大人しくしてるぜよ」





犬神は誰かに電話をする





貴「…？」





犬「奴良リクオくんに変わってください。」




貴「！！」




犬「…この前はちょっとしか挨拶が出来なかったから…奴良リクオ…今すぐにでもお前をぶっ殺してぇんだけどよ…お前がお家にこもって出てこないからよぉ…代わりにお前の友達でもやっちゃおうかなぁって…お友達が興味を持ちそうな話、用意しといたぜよ。それと、お前の大事な姫を預かってるぜよ。返して欲しければ、旧校舎に来い。1人でな…」





そう言うと、電話を切った




犬「なーんてな。そう簡単に返さんぜよ。お前は玉章の手土産にするぜよ。」





貴「っ！！」

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