ポアロバイト ページ38
事件の真相を聞きたいとお二人がおっしゃったので話しているとHRが始まってしまい、続きはお昼のときに話しました。
そして流れるように放課後。
蘭さんと園子さんとわかれ、急いでポアロに走っていきます。
梓さんが私のことをマスターに話してくれたっぽく、即、最良をもらえたらしい。
嬉しい。嬉しいけれど、心配だ。私にできるだろうか。
私の心は、理科の実験に使うカバーガラスのように割れるのがほんと速い。
だからメンタルがやられる接客業を希望しなかった。
なので、やっていけるか心配・・・・
って、だめだめ!そういうこと考えてるから失敗が怖くなるんだ!
ノーネガティブ!カモン勇気!
私は勢いよくポアロのドアを開けました。
といっても裏口なので、変な風には見られない。はず。です。
梓「あれっ、優世ちゃん!?予定より早くない!?」
『初日から遅刻したくなかったので。履歴書持ってきました』
梓「優世ちゃんはしっかりやさんだね〜」
安「僕もしっかりしてる方だと思いますけど?」
笑って話す梓さんの後ろから安室さんが顔を出しました。扉からヒョッコリ出てきたみたいです。
梓「安室さん!?(あちゃー聞かれちゃってた。安室さんって時々いなくなっちゃうから何ともいえないのよねー;)
じゃ、じゃあ優世ちゃん、頼んでおいたように私服とエプロン、お願いできるかな?」
『はい!』
梓「じゃあ、安室さんは出てってくださーい」
安「え、あ、はい」
バタン
一瞬で出てきた安室さんは、梓さんに押され、一瞬でこの場から追い出されてしまいました。
まばたきの間みたい。
梓「ふぅー。さてと。優世ちゃんに聞いてほしいことがあります!ポアロの事情です」
『はい』
梓「安室さんが来てからポアロの売上はぐーんと伸びてるんだけど、その分損失するものがあってね。……これ、見てください」
梓さんが出したスマホの画面を見ると、そこにはJkのトークとポアロのことが。
『うっわ。酷いですね』
これが梓さんの言っていた炎上ですか。
嫉妬の嵐と悪口のマシンガントークが載っています。
梓さん大変だったんだな……
梓「ほんと女の子って怖いわ。
こうなる前に優世ちゃんには変装が必要なの!」
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ましろなみ(プロフ) - ルルリアさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当になによりです (1月7日 17時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - あの………すみません。これホントに処女作です?マジですんばらしい作品ですね!謎が多くて読者も楽しみながら読むことができます!何周もさせてもらって今コメントしておりますが、いつ読んでも何回読んでも飽きないですっ! (1月3日 12時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - お話凄く面白くて一気読みさせて頂きました。しかし、←、(((、///を使っている部分が少し読みにくいと感じたので普通に出版されている小説同様に先程記した部分を消すともっと読みやすくなる気がします…。私の個人的理由なので不快でしたら無視してください (2022年4月4日 14時) (レス) @page18 id: 6f2367cc34 (このIDを非表示/違反報告)
麗那(プロフ) - なみさん» こちらの作品で使用させて頂きましたhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/reina100075/ (2021年2月7日 3時) (レス) id: a41923e46c (このIDを非表示/違反報告)
莉咲(プロフ) - なみさん» わぁぁありがたいですねぇ!!私なんかの小説からでもなみ様の神作品を見つけて下さってありがたいですぅ!! (2021年2月6日 19時) (レス) id: 0f6e4a6db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2020年6月23日 16時