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優世side
刑事さんたちは一旦帰り、この場に平和が戻ってきました〜。
私は安心してソファーに腰を掛けます。
すると、梓さんがお冷を持ってきてくれました。
梓「お疲れ様、優世ちゃん」
『ありがとうございます』
梓「はあ……またポアロで事件かぁ。もうやめてほしいです()」
『ポアロはちょうど個室が一個しかありませんでしたし、線香花火を仕掛けられる電気も真上にあり、窓もあることから選ばれたんだと思いますよ』
梓「そんなぁ〜」
梓さんは眉をさげて、机によりかかります。
梓「でも解決して良かったぁ!優世ちゃんのお陰だよっ!ありがとう!」
『いえいえ』
梓「って、優世ちゃん何か習ってたの?あの背負い投げとか。あんな状況でも思わず見とれちゃったぐらい綺麗に決まってたけど」
『護身術を習ってました』
梓「護身術!私も少しだけ習ってるけどあそこまでは習ってない!
はあ〜あの時の優世ちゃんにはもうびっくりしちゃった」
コ「───僕も本当びっくりしちゃった。
────男性恐怖症の優世さんが男の人に触れてたんだもん。」
!!
安「確かにそうですね。人見知りとおっしゃっていましたが、堂々と推理もされていましたし」
梓「あっ!確かに!もしかして治ったとか!?」
『……いえ。男性恐怖症は治ってません。
事件を解決するのに必死で忘れていたのかもしれません。
自分でもびっくりです』
梓「そっか〜。一瞬名探偵さんに見えたからそれぐらいスイッチ入ってたんだよね。
あれ?もしかして優世ちゃんって探偵なの?」
『え、違いますよ』
梓「そうなの?すごいスムーズに推理してたからそうなのかと」
『ははっ、推理小説をよく読むからかなですかね。
頭が鍛えられてたみたいです』
コ「え。推理小説読むの!?」
『はい』
コ「僕もだよ!推理小説大好きなんだ!!!」
『ふふっ。コナンさんは名前からしてそうですよね。名前はコナン・ドイルさんからいただいたんですか?』
コ「そうだよ!僕のお父さんが推理小説好きだからなんだ!僕もこの名前気に入ってるの!」
『そっかぁ〜いい名前だね』
コ「エヘヘ、ありがとう」
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ましろなみ(プロフ) - ルルリアさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当になによりです (1月7日 17時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - あの………すみません。これホントに処女作です?マジですんばらしい作品ですね!謎が多くて読者も楽しみながら読むことができます!何周もさせてもらって今コメントしておりますが、いつ読んでも何回読んでも飽きないですっ! (1月3日 12時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - お話凄く面白くて一気読みさせて頂きました。しかし、←、(((、///を使っている部分が少し読みにくいと感じたので普通に出版されている小説同様に先程記した部分を消すともっと読みやすくなる気がします…。私の個人的理由なので不快でしたら無視してください (2022年4月4日 14時) (レス) @page18 id: 6f2367cc34 (このIDを非表示/違反報告)
麗那(プロフ) - なみさん» こちらの作品で使用させて頂きましたhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/reina100075/ (2021年2月7日 3時) (レス) id: a41923e46c (このIDを非表示/違反報告)
莉咲(プロフ) - なみさん» わぁぁありがたいですねぇ!!私なんかの小説からでもなみ様の神作品を見つけて下さってありがたいですぅ!! (2021年2月6日 19時) (レス) id: 0f6e4a6db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2020年6月23日 16時